神聖なる市場
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2026/05/29 15:01:23
額縁(フレーム)を一枚めくれば
そこにあるのは芸術(アート)じゃない、ただの商売さ
パレットに絞り出された極彩色の絵の具より
汚い金(カネ)の匂いのほうが、ここではよっぽど息がしやすい
そこにあるのは芸術(アート)じゃない、ただの商売さ
パレットに絞り出された極彩色の絵の具より
汚い金(カネ)の匂いのほうが、ここではよっぽど息がしやすい
美を語る審査員どもの肥えた腹
あいつらの耳をひらかせるのは、崇高な批評(セオリー)じゃない
乾いた音を立てて積み上がる、お布施の厚みさ
魂の価値(ネダネ)なんて、最初から帳簿の隅に書き込まれている
あいつらの耳をひらかせるのは、崇高な批評(セオリー)じゃない
乾いた音を立てて積み上がる、お布施の厚みさ
魂の価値(ネダネ)なんて、最初から帳簿の隅に書き込まれている
「絵が好きだ」
その一言を胸に抱いたまま
俺はこの小汚い市場(マーケット)の泥水をすすってきた
天才の真似事をするペテン師と、それに群がる買い手ども
どいつもこいつも、虚栄という名の舞台で踊る操り人形さ
その一言を胸に抱いたまま
俺はこの小汚い市場(マーケット)の泥水をすすってきた
天才の真似事をするペテン師と、それに群がる買い手ども
どいつもこいつも、虚栄という名の舞台で踊る操り人形さ
だが、いいさ
どれだけシステムが腐り果て、出来レースの幕が上がろうと
この指先が覚えている、キャンバスに筆を走らせたあの感触だけは
誰にも、いくら積まれても、売り渡すわけにはいかない
どれだけシステムが腐り果て、出来レースの幕が上がろうと
この指先が覚えている、キャンバスに筆を走らせたあの感触だけは
誰にも、いくら積まれても、売り渡すわけにはいかない
裏通りの安酒場、バーボンのグラスに濁った街の灯が揺れる
あいつらがいくらで魂を売ろうが、俺の知ったことじゃない
俺はただ、俺の愛した色彩(いろ)と、この冷めた現実(リアル)を
誰の指図もうけず、最後まで睨みつけ続けてやるだけさ
あいつらがいくらで魂を売ろうが、俺の知ったことじゃない
俺はただ、俺の愛した色彩(いろ)と、この冷めた現実(リアル)を
誰の指図もうけず、最後まで睨みつけ続けてやるだけさ



























