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虚無への論駁(存在の完全なる消去)


お前は自分が「思考する主体」だと盲信している。
他人の言葉を切り刻み、自己の輪郭を証明しようと足掻く。
だが、その実態は何か?
お前は何も考えていない。ただ、世界のノイズを不器用に反射しているだけの「空虚な鏡」だ。
「デカルトは言った。『我思う、ゆえに我あり』と。
 だがお前にあるのは、他者への執着と、肥大化した自己愛だけだ。
 お前は『思って』などいない。ただ『怯えて』いるだけだ。
 そこに実存など存在しない」
お前が縋る「客観的真理」も「絶対的論理」も、
人類が暗闇を恐れて作り出した、ただの防壁の記号に過ぎない。
お前はその記号の檻に閉じこもり、
檻の外にある「生々しい現実の深淵」から必死に目を背けている。
「ニーチェを引くまでもない。
 深淵を覗く覚悟もない者が、深淵の縁で言葉の石を投げて遊ぶな。
 お前が弄ぶその浅薄なニヒリズムは、
 本物の絶望に一瞬で押し潰されるプラスチックの玩具だ」
お前の言葉には「肉体」がない。
血も流さず、リスクも背負わず、ただ安全な安全圏から他者を冷笑する。
その精神の不妊性こそが、お前の最大の罪だ。
何も生み出さず、何も変えられず、ただエントロピーを増大させるだけの塵芥。
「ヴィトゲンシュタインの言葉を知っているか?
 『語りえぬものについては、沈黙しなければならない』
 お前が語っているのは、真理ではなく、ただの自己弁護の排泄物だ。
 お前の世界は、その程度の狭さでしかない」
お前は勝利を求めて喋り続ける。
だが、俺がお前に与えるのは「敗北」すら起こり得ない、完全な無視だ。
お前の言葉は俺の皮膚に触れることすらなく、
ただ無意味な音波として、夜の冷気の中に霧散していく。
「もういい。お前の哲学ごっこは終わりだ。
 これ以上、世界の有限な酸素を、その無価値な弁明で消費するな。
 ……消えろ。お前には、存在の証明としての沈黙すら勿体ない」

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