本の売り子になってみた日
- カテゴリ：小説/詩
- 2009/11/03 07:55:09
この土・日は、神田神保町のブックフェスティバルに
本の売り子さんとして駆り出されていました。
神保町は、東京の昔からの大きい古本屋街なのですが、
三省堂や書泉グランデ、東京堂などの書店もあり、
いろいろな本を見つけるのに便利です。
ウチの男が前の日の晩、イタリア語を習っている先生の誕生会だとかで、
さんざんワインを飲んでご帰還、朝もまだよく寝こんでいたので、
神保町の「さぼうる」で、久し振りに独りでモーニングセット。
蝶ネクタイの老ウエイターが、うやうやしく運んできてくれる珈琲。
ここは、卵の注文の仕方が二通りあって、半熟卵のほうを頼むと、
エッグスタンドに立てた卵に、小さいスプーンが添えられている。
珈琲にはピーナッツがついてくるし、中部地方の喫茶店文化には
かなわないけれど、ちょっと好きな喫茶店であります。
本屋街のすずらん通りに行って、指定されたブースのワゴンに、
用意してきた、にわか手作りなる、会社のロゴを拡大した、
出版社の看板を掲げる。
運びこんだ段ボールから本を出して台の上に並べる。
本が紹介された新聞や雑誌の書評欄のコピーをぺたぺたと
ワゴンに貼りつけて、にぎにぎしくディスプレイしてみる。
社長と相談しながら、手書きの価格表を作ってみる。
こんなふうに、通りにずらりと版元のブースが並んで、
在庫をお値打ち価格で提供する催しなのだけれど、
社長にこれまで商売をする気があまりなかったので、初めての参加。
まずは、単行本を消費税＋二割引き、雑誌を消費税＋１００円～１５０円引き
くらいにして、ぼちぼちやってみます。
暖かかった日和も幸いしてか、たいそうな人出でありました。
二日目には、しぶしぶながら社長に同意してもらえて、
本体価格から五割引きのゾーンをつくってみたら、やはり反応がちがいました。
眼の前で、かつての自分がかかわった雑誌がひろげられているのを、
書籍が手に取られるのを、並べた本のこちら側から見ているのは、
やはり、たいへん楽しいものがありました。
声をかけたい気分をあれこれ思案しながら、眺めていました。
ほかのブースに佇んで、本を物色したかったのだけれど、
ちょっとそこまでは、余裕がありませんでした。
そうでなくても、ちかごろは積ん読の本の高さが増していっているので、
つとめて買い控えなければなりませんー。
二日目の夕方に、小雨がぱらつき出して、あたふたと店じまいです。
本を仕舞い入れた段ボール箱を送って、社長と労働のあとのビールです。
神保町に、当時留学生であった、周恩来が通ったという上海料理店に
行き、蟹はまだ少し早かったかな、晩御飯に、特別手当もついて、
まあまあ、本を、読む、のではない、売る二日間が、終了したのでありました。
うんうん（＾－＾）お茶の水駅から明大前を通っていく坂、
音楽やってる人たちも多く行き来してるよねー
ワタシは昔、ちょっとお気に入りのジャズ喫茶があったのでした～
そういえば、駅前の丸善で画集見てクリスマスカード買ったり、
ＬＥＭＯＮで油絵の具なんかの画材買ったりもしてたなー)^o^(
ＰＣ用ソフトの売り子さんですかー♪
もしかしてゲームソフト？あるいはビジネス向けのものだったりしたのかなあ
ちょっと、販売中のＴｏｋｉｏさんのお姿を想像してみました～（●＾o＾●）
ぽんたはん、医学の専門書に興味をもってはるんどすかー
まあ、機会があるときに、手にとって眺めてみますと、
小宇宙のような人体の解説は、なかなかに面白いもンでっけどな～(゜-゜)
友だちに医学関係の編集者がおるけれど、飲むとマニアックに思える専門用語を
たくさん織り込んだジョークを飛ばしてくれますー(^_^;)
本の業界はね、独禁法の適用除外規定を受けていてね、
再版売価格維持契約制と委託販売制、という流通ルートでの
独自の契約が戦前から確立されていて、これが日本全国どこででも、
定価で本が買える、というシステムを長く支えてきたわけなんやけれど、
まあ、ええトコと悪いトコ、半々くらいかな～(・o・)
ぼくは隣のお茶の水には若い頃から良く行っていました
楽器屋さんが多いからです
仕事をするようになってから神保町に行くことも多くなりましたね＾＾
そう言えば、ずいぶん前ですが書泉グランデで
PC用ソフトの売り子をしたことがあったのを
いま、書いている最中に思い出しました＾＾；
ちょこちょこ ２割引きの本を売ってることあるけど（スーパーなどで） なんか本屋の都合の本ばっか
書店ごと ２割引きってなったら 結構売れるやろな (＾＾)ｂグーーー！！
書籍とか 新聞は独禁に引っかからんのかね？？？
ふだんと違う業務でしたので、気疲れ以外にも、
体力的にも(本は重いのですよ～)ぐったりでした～(^_^;)
社長のゴチというねぎらいはウレシかったのですが、
料理はもちろん、美味しかったのですが、
本の販売以外にも、このかん忙しかったこともあって、
食欲よりも疲れが先に立って、紹興酒をガブガブと
ストレス飲みでしたねー(+o+)
昨日の釣りあたりから、ようやく復活モードになれております～(^^ゞ
売れ行きは上々と言った所でしょうか*
上海蟹食べた事無いですが、仕事のあとの食事なだけに
美味しく食べられた事でしょうね＾＾
どもども、みっちゃん（＾－＾）先週は土曜も出勤、お疲れサマンサ
そうだよね～、みっちゃんは目当ての本に書店廻りを
いとわないほどの本好きだよねー(*^^)v
そっかあ、アルバイトしてたこともあるんだ～（＾◇＾）
神保町には、いい喫茶店も多いし、中華料理の名店もじつに多いのです
（じつはランチには、安くてお得なふかひれラーメンを食べてた、ワタシです～）
みっちゃんに、神保町を案内したいなあ（●＾o＾●）
新書の匂い、ページを繰ったときに立ちのぼる紙の匂い、は、
ワタシもとっても好きですね～♪
残念ながら、完売とはいきません～(^_^;)
段ボール箱に何箱も詰めて、お持ち帰りでありまするー
本は重いので、この作業が、ずいぶんきつかったです(=_=)
上海蟹には少し早かったので、ジューシーなショウロンポウや
水餃子に、熱くした紹興酒を飲みましたです～♪
売り子さんですか！ 近くに住んでいたら、冷やかしに行ったのに＾＾
私は本が好きなので、週に１回は本屋さんに通っています。
昔、本屋さんでアルバイトをしてたこともあるのです。。。
新書の匂い、好きかも♪
最後が中華料理っていいですねｗｗｗ
でもいいとこで 飲んで 食べれましたね
上海ガニ ううう ご馳走サンマ
大阪の書店事情、いうのんは、いまいちよー知らんけれど、
天牛書店の名前はこっちでも聞くし、梅田の旭屋書店なんかの
本の並べ方は、ワタシは営業畑ではありませんが、ちょっと気になるなあ～(゜-゜)
古本はともかく、新本は、二割も引けたらええほうやな～(^_^;)
取り次ぎ(問屋さん)とか、書店との関係もあって、そんなに
価格を自由化できひんのよ～(^_^;)
先週、神田にいらしてたのですね～（＾◇＾）
本の販売以外にも、講演やら作家、声優のサイン会やらで
ふだんの倍以上は、混みあっていた感じでした(^_^;)
版元の割引本は、お蔵入りしていた珍しい本が陽の目を見たり、
キレイな新しい本が安く買えたりと、それこそ、
交通費のモトを取ることができましたなら、なかなかお買い得であります♪
ブラスバンドの演奏があったり、商店会とおぼしき屋台もたくさん出て、
迷子の放送があり、ほんと、お祭り気分を盛り上げてましたね～（＾－＾）
大阪では ２割引きぐらいでは 食いつかんわいな(≧ω≦)ﾌﾟﾌﾟｯ 最低半額でっせ！
私は先週の土曜日に神田に行ったので、のぼりを見ただけですが、
大々的に読書Weekのようですね。
版元の割引本発売があるなら行けば良かった。
行くのに３０００円くらいかかるのと、積ん読がすごいので
お得なのかは難しいところですが、お祭り気分で楽しそう。