焦熱の檻
- カテゴリ:日記
- 2026/08/03 10:37:52
見上げる空には
容赦のない、巨大な陽輪
逃げ場のない熱砂が
皮膚をじりじりと焼き焦がす
容赦のない、巨大な陽輪
逃げ場のない熱砂が
皮膚をじりじりと焼き焦がす
あの日、すべてを奪い去った
轟音と濁流、あるいは燃え盛る炎
あの「災害」の記憶が
陽炎の向こうから、また俺を値踏みしにやってくる
轟音と濁流、あるいは燃え盛る炎
あの「災害」の記憶が
陽炎の向こうから、また俺を値踏みしにやってくる
記憶との死闘
忘却という甘えは
この焼け付く渇きが許さない
背中に滴る汗は
あの日流せなかった、悔恨の涙だ
この焼け付く渇きが許さない
背中に滴る汗は
あの日流せなかった、悔恨の涙だ
武器などいらない
この両拳(りょうこぶし)を握り締め
ただ、一歩を踏み出す
怯えを見せれば、たちまち過去に 飲み込まれる
この両拳(りょうこぶし)を握り締め
ただ、一歩を踏み出す
怯えを見せれば、たちまち過去に 飲み込まれる
陽炎のなかの直立
自らを許さぬ男に
日陰を歩く資格はない
照りつける絶望の真ん中で
ただ、一本の杭(くい)のように立ち尽くす
日陰を歩く資格はない
照りつける絶望の真ん中で
ただ、一本の杭(くい)のように立ち尽くす
どれほど世界が燃え上がろうと
この足だけは、二度と引かない
自分が嫌いなこの生き様で
俺は、あの日の悪夢を 捻じ伏る
この足だけは、二度と引かない
自分が嫌いなこの生き様で
俺は、あの日の悪夢を 捻じ伏る

























