Nicotto Town ニコッとタウン

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真夏の風によせて


あおい林のすきまから
光のつぶが こぼれてゐた
真夏の風は あかるい歌をうたひながら
僕のほほを かすめて過ぎる
おまへはどこから来たのだつたか
あのまぶしい雲の峰のむかうからか
それとも 僕が忘れてしまつた
遠い日の約束の場所からか
風よ 僕の髪をほしいままに揺らし
乾いたひまはりの葉を鳴らすがいい
ひとときの涼しさを 僕にのこして
やがて光の消えゆく 夕まぐれには
あのなつかしい人の ささやきとなって
僕のねむりのなかに かへっておくれ

#日記広場:小説/詩




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