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小暑2026⑪

▼処暑の過ごし方と暮らしのヒント

処暑は、夏の疲れがじわりと出やすい時期でもあります。涼を楽しみつつ、無理なく秋へ体を切り替えていく過ごし方が向いています。

*朝夕の涼しさを楽しむ「夕涼み」

処暑の頃は、夕方になると風がふっと涼しくなる日が増えます。古くからの「夕涼み」は、日が傾いた時間に縁側や戸外に出て涼を楽しむ習慣で、現代の暮らしにも取り入れやすい過ごし方です。

マンションのベランダで夕日を眺める、近所を一周散歩する、窓を開けて虫の声に耳を澄ます――気軽な工夫で十分。日中の冷房疲れをリセットする時間にもなります。

・処暑の暮らしを楽しむヒント
・夕方の涼しい時間帯に、軽い散歩で気分転換する
・窓を開けて、虫の声や風の音に耳を傾ける
・旬の梨やぶどうを冷やして、食後のデザートに
・夏物の整理を少しずつ進めて、衣替えの準備を始める

*残暑を乗り切る体調管理のポイント

処暑の時期は、暦のうえで秋に入っているとはいえ、日中はまだ真夏のような暑さが続きます。一方で朝晩との寒暖差が大きくなり、体調を崩しやすいタイミングでもあります。

こまめな水分補給を続けつつ、冷たい飲み物ばかりに偏らないようにすると胃腸への負担が和らぎます。冷房の効いた部屋で過ごす時間が長い方は、薄手の羽織りものを一枚そばに置いておくと安心です。

処暑は「夏のがんばりを少しゆるめる時期」。無理に予定を詰め込まず、体の声に合わせてペースを整えていきましょう。

*処暑の候|時候の挨拶の使い方

処暑は時候の挨拶としてもよく使われ、ビジネス文書や手紙の書き出しに「処暑の候」と添えると季節感が伝わります。使える期間は、処暑(8月23日ごろ)から白露(9月7日ごろ)の前日までが目安です。

具体的な書き出しとしては、次のような表現が自然です。

*処暑の候を使った文例

・処暑の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
・処暑の候、朝夕には涼しさも感じられる頃となりました。
・処暑のみぎり、暑さもようやく落ち着いてまいりました。

「処暑の候」のほか、「残暑の候」「晩夏の候」も同時期に使える時候の挨拶です。文章のトーンに合わせて使い分けると、季節感のある一文に仕上がります。

▼まとめ|処暑を知ると秋の訪れがもっと楽しくなる

処暑は、暑さがやわらぎ秋の気配が見え始める二十四節気の節目です。最後に要点を振り返っておきましょう。

処暑を暮らしに取り入れる4つの視点

・読み方は「しょしょ」。「暑さがとどまる・落ち着く」という意味
・2026年の処暑は8月23日、期間としては9月6日まで
・初候・次候・末候の七十二候で、夏から秋への移ろいを感じる
・梨・秋刀魚など旬を味わい、夕涼みで体をやさしく秋へ切り替える

暦の名前を一つ知っているだけで、いつもの夕方の風や食卓の果物が、ぐっと味わい深く感じられるものです。今年の8月下旬は、ぜひ「処暑」という言葉を意識しながら、季節の移ろいを楽しんでみてください。

























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