薄っぺらな魂
- カテゴリ:小説/詩
- 2026/09/22 15:31:37
Ⅰ. 借物の言葉、薄っぺらな魂
巨人の肩に乗った気でいる、哀れな小人
他人が命を削って紡いだ物語を
「エモい」「考えさせられた」の数文字で汚す
お前自身の言葉は、いったいどこにある?
他人が命を削って紡いだ物語を
「エモい」「考えさせられた」の数文字で汚す
お前自身の言葉は、いったいどこにある?
本を読んだ自分に酔いしれるその姿は
ブランド物の服を着た猿と何も変わらない
どれだけ高尚な文字を目で追おうとも
お前の空っぽな脳髄には、一滴の知性も染み込まない
ブランド物の服を着た猿と何も変わらない
どれだけ高尚な文字を目で追おうとも
お前の空っぽな脳髄には、一滴の知性も染み込まない
Ⅱ. 浅瀬の溺死者
「主人公の痛みが分かる」と、お前はのたまう
自分のちっぽけな傷と並べ立て、安易に同調する傲慢さ
お前の人生の薄さでは、その物語の深海の
水圧に耐えることすらできないというのに
自分のちっぽけな傷と並べ立て、安易に同調する傲慢さ
お前の人生の薄さでは、その物語の深海の
水圧に耐えることすらできないというのに
お前の書く感想文は、ただの「自己紹介」だ
「私はこれほど無知で、浅薄な人間です」という告白
作者への最大の侮辱であるその駄文を
よくもまぁ、恥ずかしげもなく世間に晒せたものだ
「私はこれほど無知で、浅薄な人間です」という告白
作者への最大の侮辱であるその駄文を
よくもまぁ、恥ずかしげもなく世間に晒せたものだ
Ⅲ. 永遠の文盲
読めども読めども、お前は何も救われない
頁をめくる指は、ただ時間をドブに捨てる作業
どれほどの傑作もお前の目に触れた瞬間
ただの、価値のない紙切れへと成り下がる
頁をめくる指は、ただ時間をドブに捨てる作業
どれほどの傑作もお前の目に触れた瞬間
ただの、価値のない紙切れへと成り下がる
言葉を貪るだけの寄生虫よ、そのまま窒息しろ
お前の感想など、世界にとって1文字の価値もない
本を閉じれば、後に残るのは
何一つ表現できない、言語を失った無能な肉塊だけだ
お前の感想など、世界にとって1文字の価値もない
本を閉じれば、後に残るのは
何一つ表現できない、言語を失った無能な肉塊だけだ


























