スペンサー「妖精の女王」
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/11/04 16:42:26
未読の本、読みたい本という事で
アイルランドの宮廷詩人エドマンド・スペンサーの長編「妖精の女王」を紹介
アーサー王伝説をベースにした16~17世紀の叙事詩で
古ファンタジーの名作の一つと言われてます。
私がこの作品に興味を持ったのは、ファンタジーの解説に度々出てくる事も然る事ながら
マイクル・ムアコックの名著「グローリアーナ」の元ネタであって、
「妖精の女王」が最初にエリザベス一世=架空の女王グローリアーナの初出と言う事を聞いてからでした( ・ω・)ノシ
日本だとやはりファンタジーのイメージはゲームが先行しちゃいますが
ミルトン「失楽園」、ダンテ「神曲」、フランス叙事詩「ローランの歌」
ワーグナー「ニーベルンゲンの指環」、マクドナルド「リリス」
ここら辺の古典ファンタジーを呼んでおくと、
現在のゲーム、小説、アニメの元ネタが有ったりして、
なかなか違った切り口からファンタジーを楽しめるようになるので
ファンタジーファンの皆さんは時間が有る時に何か一冊、
秋の夜長におススメですよ~
寝るまでのちょっとの間だと、
下半身はベッドで、上にはカーディガンやストールを掛ける感じで本を読んでますよ~
非現実と現実を行き来する異世界ファンタジーも古い物がありますね
G・マクドナルドの「ファンタステス」なんかがおススメです。
>しづるさん
なるほど、ますます読みたくなってきました!>妖精の女王
確かにファンタジー小説を買ってると本棚が直ぐ埋まってしまいますよねw
本棚一列が同じ作家、という現象が・・・・(;^^)
>みゆぽんさん
有名なのはイギリス姉妹の妖精写真かな?
後々妹がトリックだって言っちゃいましたけど
あのホームズを書いたコナン・ドイルまで「あの写真は本物」という論文を書いたと言う
なかなかいわくつきのものですよー
むかし妖精の写真を本で見たことあるけどほんとだろうかー
いてほしいけど・・・
佐藤さとるのコロボックル物語が好きでよく読んでましたー
子供のときに^^
とくにケルト関連が出てくるような物語が好きです。
妖精と人との関わりとか…妖精辞典とかも持ってます(笑)
この妖精は日本ではどの精霊だろ…とか思いながら本読みますねぇ〜♪
…でも、ファンタジーって長いですよね。
伝記もの好きなので、読み始めるとなかなか終わりません( ̄∇ ̄;)続くし…
さっさとベッドの中に逃避してしまい
ゆっくり本も読めないです^^;
もうちょっと部屋の暖房を充実させたいです
(って、今からそんなんで越冬できるのか・・・)
ファンタジーか・・・・・
毎日の生活が夢も希望もないので
読んでみたいと思いますw
古いですけど、ドリームシアター結構好きでしたよw
一応ギター少年でしたんで(*´ー`)ノシ
>ミツナさん
イギリス、スコットランド、アイルランドはやはりファンタジーの生まれやすい土壌みたいですね~
最近だとハリーポッターも映画化したナルニア国もそうですし、不思議の国のアリスなんかも。。。
そういうファンタジーの歴史を順に追っていくのもなかなか楽しいですね
ファンタジーにも古典があるのですか~興味深い^^
の歌詞にも良く登場しますよ~。
読んでおくとさらに理解が広がりますね、きっと。