浅見光彦特集
- カテゴリ:テレビ
- 2009/11/13 01:26:05
ROMESは前半というかほとんど見逃したのでまた後日。
【あらすじ】光彦は日本舞踊の桃陰流という流派の取材をするため、金沢に赴くが、何故か母とお手伝いの須美子までがついていくことに。取材先で母と桃陰流の家元が知り合いであることがわかるが、家元は弟子の三之宮由佳を後継者として光彦たちに紹介。その場にいた弟子たちの間に劇震が走る。
【感想】最初からちゃんと見ていたはずなのだけど、事件編と解決編がまったくつながっておらず、何故光彦が謎を看破できたのかがちっともわからない。要するに、2サスにすべきほどの内容がありながら、それを無理やり1時間(正味45分くらいか)に収めようとした結果、伏線と推理というミステリーにとって肝心な部分が抜け落ちている。まぁ、元々旅情ミステリーの代表作なので、金沢の名物などを織り込んでいたら時間がなくなっちゃったんだろうな…。ちなみに今回は光彦のお風呂シーン、ありました!。.:*・゜从n^ヮ^)η゚・*:.。.ミ ☆
~最終章の10の法則~
※あくまでも現在TBSで放映中のドラマでのお話ですので、 原作のファンの方が読んでも怒らないでシャレですませてくださいな。
(1)舞台は日本の名所旧跡で、名産品・温泉・祭などの風物が盛り込まれる。
旅情ミステリーの鉄則。
(2)雑誌の取材や、人の依頼によって動いている最中に事件に巻き込まれる。
最初から事件の調査で動いている場合もありますが、
その時殺人・暴行・誘拐などに遭遇し、犯人扱いされることが多いです。
(3)しばしば兄以外の家族やお手伝いがついていったり途中で遭遇したりする。
家族が事件関係者に関わっている場合も多いです。
お兄さんは忙しいので東京から離れることがなかなかできないようです。
(4)事件に関わる美人のヒロインが出てくる。
お約束。出生に秘密を抱えている場合が多いです。
(5)いわくありげな老人や熟年(男女関わらず)が出てくる。
当たり前ジャン…と言われそうですが、最近の本格推理物の中には
大学生しか出てこないとか、結構ありますので…。
(6)必ず1度現地の警察に連行されるが、兄の威光で捜査情報をもらえる立場になる。
これもお約束。毎回誰が刑事役になるのか楽しみですね。
(7)連続事件に発展し、必ずどこかに殺人が入る。
大抵事件は1回では終わりません。どこかで殺人が起きますし、
連続殺人の場合もありますが、殺人が起きないことはないです。
(8)犯人の動機は数十年前の過去に端を発している場合が多い。
5番と濃厚に関係していますが、必ずしも5番の人が犯人とは限りません。
(9)ヒロインといい雰囲気になるが、基本草食な光彦はいつも据え膳を食わずに帰る。
これもお約束。
(10)どこかに無理やり光彦のお風呂シーンが入る。
時間の都合でカットになる場合もある。
これは最終章のオリジナルかも?
これだけ押さえておけば、後はどこを舞台にしても浅見光彦の脚本が書けるぞ!
あと、調べてたらこんなん出てきた。
2002年に火曜サスペンス劇場の20周年記念作品の一つとして製作された「貴賓室の怪人」では高嶋政伸が同枠2代目の浅見役を演じたが、この作品では浅見の母・雪江を高嶋の実母・寿美花代が、浅見の兄・陽一郎を高嶋の実兄・高嶋政宏がそれぞれ演じていた。
すっげー見てえええええええええええ!!!!!!!!!!!11
ちなみに名探偵コナンでは、コナンの親友・円谷光彦の名前を、
浅見光彦からとったそうです。