グルメの嘘
- カテゴリ:グルメ
- 2009/12/09 23:57:17
「グルメの嘘」 新潮新書 友里征耶著
辛口のグルメライターの筆者が、グルメ業界を斬りまくる内容の本です。
けっこう楽しめました。
内容は、暴露本というか告発本というか、業界の批判中心です。
もっとも、一般のグルメ評論家が辛口になれないのは大人なら誰でも知ってるかと。
それを批判する筆者の主張そのものに目新しいところはなかったです。
ただ、細かいウンチク、
たとえばミシュランの裏事情、
再開発ビルの中の店には近寄らない方がいい理由、
アンガス牛を食べると本来の肉のおいしさがわかる、
などのところは知ってると役に立ちそうです。
そうまで言われると、アンガス牛なるものが食べたくなります。
筆者が繰り返し言ってること。
「私の持論のひとつに『真っ当な料理とサービスを心がけている店は、さほど儲からない』があります。」
うーん、持論とのことですが、それはほとんど常識でしょうね。
料理人が味を追究してあれこれ努力してたら、そんなに儲からないかと・・・
「儲かってる店はたいていおいしくない」
も常識なのかも。
日高屋みたいな、味にもサービスにもあまりこだわってないとしか思えない店が儲かってますから。
ただ、それはそれで構わないと思ってます。だからと言って日高屋に行きたくないとは思いませんし。
でも、「儲かっている店はたいていおいしくない」が真実ならば、
私たちの舌は本当にバカなのか、
又は、「儲かっている」のが短期のものなのか、どちらかのような
気がします。
私たちの舌とサービスに対する感性が確かなものであれば、味やサ
ービスにこだわらない店は、近く潰れるんじゃないかなあ。
ちなみに僕は、アンガス・ヤングを想起しました。
中部圏のブロンコビリーでしょうか?行ったことあります。
ちょっと高かった記憶があるけど、おいしいですね。
>あまいさん
ヤンガスを想起したのが私だけじゃないとわかってちょっと安心w
と思って 脳内検索してみたら
ヤンガスと混同してたらしいことがわかった。
回転寿司に並んでいるネタが本物ではなくて
開発魚なのにそれを面と向かって公表せず
同じ魚なのに産地偽造はガンガン罪にしているのを
思い出しました。
回転寿司は儲かっているけれど
やっぱり暗いところがあるんだなと思ってしまいます^^;
アンガス牛おいしそうですね。
ステーキはブロンコベリーのが好きですが(高いけど)
ちょっと食べたくなってしまいました^^☆
ちょっと検索してみたけど、
九州のステーキ店でアンガスというのがあるようで、ここばかり出てきます。
日本では簡単に食べられないみたいですね。
なんだか親近感がわく店主さんです。
競馬で勝つと高いメシを食う私のようで。
アンガス牛、私も食べたことありません。
不自然に脂をのせた和牛と違った肉本来のおいしさがわかるんだそうで、
「肉が柔らかいのでおいしい」というグルメ評論は間違ってるとのことです。
それが日高屋ですから。
きれいな日高屋は日高屋の名を汚すニセモノです。
私もそんな感じですね。混んでる店が嫌いなせいかもしれません。
ぜひ立ち読みしてみてください。著者には悪いけど立ち読みで十分読みつくせます。
そして気になるのがアンガス牛・・・どんな味なんだろ^^
そして夕方頃に車があってお店が開くと「あ~今日は負けたんだなw」と分かります。
そしてそこのハンバーグは超デカウマですww
アンガスの牛?輸入牛?
アンガス山脈・・・そりゃアンデス
儲かってなさそうだけど おいしいんだよね・・・
日高屋はなんか・・・ 脂っぽくて
ゆかにゴミがいっぱいある・・・
余り流行ってなく 数年するとなくなります。
(数か月の場合もあり)
余り流行ってない感が好きで行ってるんですけどね。
味は良いが 親父は無愛想だし サービスあんまりぱっとしない店
ばっかりだからなぁ。
なんでだろ~?ちょっと立ち読みしてみようw
東京にはたくさんの飲食店があるけど、
行きつけにしているお店って、ちょっとしかない。
どこもチェーンではないし、ちゃんとご主人が板場にいるような小さいお店。
ご主人が人に調理場を任せるほど流行りだすと、味がぶれ始めるってことかな。。。