蜘蛛の糸
- カテゴリ:日記
- 2009/12/13 22:53:16
外は雨、冷たい雨
例年この時期、関東地方は晴天が続き
からっ風のシーズン。
乾燥した空気が、風邪やインフルエンザを拡大させる大きな要因となるのですが、
今年はなんだか勝手が違う!
おかげで、猛威を振るった新型インフルもピークを越したとか
(あんまり関係ないか?)
したがって、この時期はいつもワクチンを打つのですが
(ちゃんと2回も)
今年は打っていません。
予約がとれていないとか、お金がないとか(これは関係なくもないケド)
あえて打っていないのですよ…
ナゼって訊かれれば、
それは心配だから
といっても、ワクチンの副作用のリスクではなく
「自分だけは・・・」という気持ちに歯止めがかからなくなりそうで、
怖いのです。
数は限られている、したがって打つことができる人も限られてくる。
そんな状況の中で、自分だけは手に入れたい。
(他の人は二の次、三の次・・・)
本当に必要として、命に関わる人もいるはずなのに・・・
これってどこかで読んだことがあるような?
そう、芥川の小説“蜘蛛の糸”。
お釈迦様が用意してくださった、救済の蜘蛛の糸。
あまりの細さ、心細さに、他の衆生を蹴落として、
あとは誰もが知っている通りカンダタは・・・
不正を犯してまで、ワクチンを手に入れる亡者に
天は何を思うのだろう。。。
そうですか接種されたのですね!?
気分的には「安心!」ということで...
>鈴虫さん
そう、プライドもしくは気概
プロフェッショナルの倫理!ですよね。
>Azさん
そっか、考えすぎかぁ・・・
就職を控えたAzさんは、ちゃんと接種するのですよ!
やっと 季節型 打つ事ができました。
とりあえず 安心かしら (=^・・^=)
やっぱりな~という感じ。
医師もちゃんとプライド持って、プロの仕事してほしいよね~。