普段何気なくインターネットをしていると思いますが、ネット世界には危険がいっぱい。
でも、ちょっとした工夫で、リスクを下げることが出来ます。

まず、基本はしっかりしたセキュリティソフトをインストールして、期限切れにならないようにすること。
無料のアンチウイルスにも良いものはいくつもありますが、この場合サポートがありませんし、総合的なガード機能がないので、別途ファイアウォールソフトなどをインストールしなくてはいけませんし、それぞれの使用方法も自力で調べなくてはいけません。また、ファイアウォールは特に、PCとの相性問題がおきやすいです。

良く分からない、面倒なら、インターネットセキュリティタイプのもの(アンチウイルス＋ファイアウォール+専用アンチスパイウェアには劣りますがある程度スパイウェアを防ぐ付加機能つき）をインストールした方が良いでしょう。
廉価なものや、更新料無料のものはやはりそれなり。
海外にアクセスすることが多い、ネットでよく買い物をする、オンラインゲームのユーザーには力不足です。

これに加えてアンチスパイウェアも併用するさい、総合セキュリティの種類によっては競合して重くなったりOSが起動しなくなるなどの不具合が出ることもあるので、先に情報収集をしておいたほうが良いです。
また、アンチウイルスや総合セキュリティは多重インストールしてはいけません。重篤な不具合がおきます。

ブラウザ(ネットを見るためのソフト)はインターネットエクスプローラーを使っている人が多いようですが、このブラウザは使用者が多い＝狙われやすい。
特にActiveXの許可が非常に危険です。

良く分からないサイトのActiveXの許可はしないようにしましょう。
これの許可は、そのサイトからの働きかけを無条件に許可してしまいます。

許可したのが悪意のあるサイトだったり、元は普通のサイトだったものが閉鎖後、まったく同じドメインで悪意あるサイトがそこに開設された場合、あっという間にマルウェアに感染したりしてしまいます。

Windowd UpdateなどどうしてもIEでないとダメなサイト以外は、FirefoxやOperaなどといったサードパーティのブラウザを使用するのが安全です。
同様にメールもThunderbirdなどサードパーティの物を使うのが安全です。
受信設定も、htmlメール形式ではなく、テキストにしておくと良いです。
ブラウザ、メーラーとも普通インポート機能などがあるので、乗り換えは簡単です。

ついで、良く使用されているソフトウェアは、しばしばセキュリティアップデートがあります。これをきっちり実行しておくことも大事。
これらを使用したサイトを開いたとたんに感染なんていうことになります。
iTune（QuickTimeも含まれます)、Adobe Reader、Java、Flash、各種ブラウザなどのほか、案外知られていませんが、解凍ソフトもアップデートがあります。
また、JAVAは、アップデートのさい古いバージョンを自動アンインストールしませんので、手動でアンインストールしていかないと、どんどんたまっていってしまうので注意が必要です。