みんなが優秀だと、組織はダメになる
- カテゴリ:お笑い
- 2009/12/21 23:41:25
いろいろ考えさせられる、日経ビジネスの記事です。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20091215/200926/
<以下引用>
「全員が優秀だと成果は上がらないんだよ」
笑点のメンバーはいずれも“天下の人気者”だが、これまでの歴史を振り返っても、全員が噺家として超一流だったか、といえば「いやまあ、ねえ…」という答えが返ってくるだろう。誰がそうとは言わないが、番組草創期から相当に、(レベルに)ばらつきのある人選であった、と佐藤さんはおっしゃる。
そもそも当時、既にダントツの人気・実力を誇った天才噺家、立川談志師匠が司会をやっても、あまりうまくいかなかった。ところが、噺家としては超一流の評価がありながら、司会はまるで下手な故三遊亭円楽師匠のドタバタな司会の方が、かえってほどよい加減で、茶の間ウケはよかったという。
メンバーも、出されたお題に見事に応えて喝采を浴びる者がいれば、ちょっとお粗末で、失笑を買う人もいる。これが笑点の昔からのスタイルだったそうだ。
番組の人気の高まりとともに、改編(4月、10月の番組編成の見直し時期)ごとに「もっとすごいメンバーをそろえれば、数字(視聴率)が取れるから、メ ンバーを入れ替えろ」という「真っ当な」声も上がった。でも「笑点」は、“ゆるゆる”な人選を替えなかった。それが結果的によかったと、佐藤さんはおっ しゃる。
<引用終わり>
佐藤さんというのは当時の笑点の構成作家。
私はこの方がメンバーを入れ替えなかったことを素晴らしいと思います。
なかなかできることではないです。
決して優秀な人材ばかりではないメンバーが生み出す微妙なバランスに
これ以上ない面白さを見い出していたのではないでしょうか。
円楽師匠亡きあとも笑点は続きますが、
あの微妙なバランス、突っ込みどころだらけのメンバー構成はいつまでも続いてほしいものです。
面白い答えしか出ない笑点なんて、誰も見ないでしょうね。
ちなみに10005人目でした。
なかなかうまくいかないものです^^;
私もアリの法則を思い出してました。
2割を除いただけでうまくいきそうなのに、不思議なものですね。
程よい感じで楽しいです(゚▽゚*)♪
個人的にはミイラ&棺おけネタが大好きで歌丸❤です(・∀・)
定番な笑いとゆるゆる感がたまりませんww
そっか そこそこの人が来た方がうまくいくのかなあw
上にしか空間ができないということでしょうね。
無駄って、とっても大事な要素。
たぶん、優秀すぎると最初の1回目は抜群に面白いと思うけれど
飽きも早いし、しんどくなってくるのかも。
多種多様が包容力を生むのかも。
固まって、笑ってたあの姿。
働き蟻の中に必ず2割のサボり魔がいるそうです。
人間の組織も2割のダメっ子がいて、
排除しても必ず次の2割が出てくるらしいw
やっぱりどこにでも当てはまるのですね(o^∇^o)
確かに優秀な人だけだとキレイな会議やキレイな仕事ができるけど、
発想などが偏るのかもしれない。
ビジネスでも、必ずしも優秀な顧客ばかりを相手にしているわけではないから、
一歩下がった視点で思考、提案できることが「抜け」をなくしてくれるのかもしれない。
何かを作り出す職種などでも、ある一人の間抜けなアイデアが入ることで いい具合の物が作り出せたりw
けど・・・・
医者とか生命に関わる仕事などには、当てはまるのかなー???(*'へ'*) んーっっw
「山田君、全部持って行って~!」の一声が、どんなに面白かった事か(笑)。
ちっちゃい頃は、歌丸師匠と楽太郎の掛け合いにハラハラしたものでした。
会社にも、座布団があればいいのに。あはは。
これが組織の怖さ。
笑点も個性が売り!
優秀ではつまらない・・・
戦前の日本軍も成績優秀ぞろい
そして東條英機がリーダーに
結果は敗戦なので!