小舟に揺られ
- カテゴリ：レジャー/旅行
- 2009/01/10 00:11:58
ドバイは人工的な街だ。
あまりにも世界一を追い求め為、今では
存続すら危機的だ。
人口的な物に興味のない私は
退屈だった。考えることはいろいろあったけれど…。
でも運河を渡る渡し船には、ドキドッキした。
スーク（市場）の雑踏を抜けて船着場に向かう。
この辺は整然としたビル群ではなく
インド系の人々が大勢行き交う、下町というか
とにかく雑然とした場所だ。
そこから庶民が利用する渡し船に乗る。
小舟の中央の凹みに操縦席があり、その周りを
ベンチような座席がぐるりと取り囲んでいる。
だいたい２０人くらい座れるようだ。それが定員らしい。
船は平らで取って一つない。座らないで立っていたら
運河に落っこちそうだ。
立っていたり、定員オーバーだと操縦席の迫力ある
おっちゃんが、お前は降りろ！と怒鳴る。
すごい気迫だ。
それより、はしけから船に乗り込めるか。
群衆に交じって椅子取りゲームだ。
すべって転んでぽちゃん＾＾；
よくない想像がよぎる。
でも、座らなきゃ～～！！と周りの庶民の気迫が
入り込み、気がつけば坐ってた。
坐ると運河と近い。だって前が平らだ。
ゆらゆらと浪間が目の前にあって
カメラで撮るが、落とさないか不安になる。
それでも心地よい風に
ホッ身を任せ、風景を楽しむ。
ドバイがその昔、貿易の中継地点だった
船着場の、名残りがあちらこちらに感じられる。
ここは生活の場だ。
匂いときれいじゃないところが
想像力をかきたてる。
後ろの操縦席から
チッチッチッとおっちゃんが
鳥の威嚇みたいに声を出しコインを板に打ち付け
代金払えと合図を送る。
取りこぼれがないか、獲物を狙う獣のごとき視線で
乗客を見渡す。
確かに乗船客も乗り逃げがあるんだろう。
真剣勝負だ。
一人１ＤＨ（だいたい２５円）
ドバイの物価は高い。日本と変わらない。
毎回同じエネルギーを使うんだ。
生きる！
生きてます！
そのエネルギーに圧倒された。
甘ちょろいな、わたし。
タラタラ生きてる気がした。
生き抜くのこと厳しさ知っているものは
強い。
たとえ、ビルが崩れ落ちても
小舟は行き交うだろう。
ここでは正しい弱肉強食があった。
自立と自律ですね！
がんばりまーす（＾－＾）9
初めまして＾＾
実は、かなり前ですが米国に二年住んでいました。
勉強不足で英語は全く上達しませんでしたが＾＾；
わたしは運よく、ほとんど人種差別的なことに
出会わなかったんです。すごく親切にしてもらい
逆に焦って、失礼なことをしたかも＾＾；
地域にもよると思います。
声をあげれば手を差し伸べてくれるし、
何でも一から交渉したり、自分で道を切り開かなければ
前に進めない、しんどさもあります。
アメリカは
善悪の振り子が大きく揺れます。
ものすごく危険でもあり
素晴らしい一面もあります。
がんばってくださいね＾＾
注意点としては、食べ物注意＾＾；
アイスとか飲み物とか、食べ過ぎると
必ず太るw(ﾟoﾟ*)w
レストランの量も多いし、
向こうでは太った人も多いので、ま、いいかなんて
気を抜くとエライことです＾＾。
気をつけて行ってらっしゃいね＾＾
そうですか。
心配ですね。なんだか勝手なことばかり書いて
しまって、すいません。
仕事が絡むとなると心配の種はつきませんね。
建設中のビル群が放置されると
少し、恐い気がします。
本当に、どうなっていくのか。
自然の中の弱肉強食は、とてもバランスがとれた、美しいともいえるサイクルを
保っています。食べられるばかりの弱い生き物もなかなかの戦略家で、知れば
知るほど驚きの連続です。
ただ、人間だけがそのサイクルから外れてしまった生物です。
その陰で、すさまじい勢いで種の絶滅が起っています。
人の世界の弱肉強食は歪んでいます。
動物との違いは何か。
共存可能な道を選べる知能を持っていることだと
私は勝手に思っています。
ドバイの豊富な資金は、もっと国が本当の意味で豊かになる方向へ
導いていける力を持っていたはずです。
富を手にした人たちはビルの最上階で暮らすことばかりをめざし
地上の人々のことは忘れました。
かつては、同じだったのに。
たぶんどこの国でも同じ似たようなことが
起っています。
ただ
生まれおちて、明日を生き抜かなければならない
底辺で働く人たち
その強いエネルギー。
ＳＦではないですが、
サバイバルに置かれたら
わたしは
必ず負ける、その強さに
と肌身で感じたのです。
少し言葉がたりませんでしたね＾＾
本当に建設中のままの骨組にビルが多かったです＾＾；
確かに！！
私は春からアメリカに留学します。
言葉の通じない異人種の中で１人で生きることで、強くなりたいですねぇ！
ですが、現在それらは動いていないとのこと。
いったいどうなることやら。
まさに未曾有の世界経済危機です。
うちの会社もかなり影響受け取ります。
ヤバイカモ・・・
弱肉強食・・・、自然の大原則ですね～
月並みですが、生きるために働き、趣味などを楽しむために頑張るのがお仕事かな～っと＾＾
そうそう先日、がってん寿司の海外出展のドキュメントでドバイが取り上げられていました＾＾
イギリスのｏｕｓｕｓｈｉとの競い合い、ドバイの方は生魚を食さないので巻物が主流だとか＾＾
テレビの隅に建設中のビルがちらほらと、あれが以前話にあった建設停止のビルかなと見ていました＾＾