初夢の続きは
- カテゴリ:自作小説
- 2010/01/02 02:01:27
*これは、通常の小説ではありません、普通にコメントをつけないでください*
*必ず 「初夢の続きは の遊び方」のブログを読んでから参加してください*
(1)
どうしてこんなことになったのだろうか?
少なからず後悔をしていた。
数時間前…
放課後、僕は、ずっと好きだったクラスメートをカラオケに誘った。
答えは意外にも「OK」すごく嬉しかった、だが
それを、聞いた幼馴染のアイツ(一応女)が
僕と2人きりなんて危険危険!付いていってあげるねなんてぬかしてお供に加わった。
ここまでは、まあちょっと不満だがまだいい!
だが話を聞きつけたアイツの友達
さらにいつもおとなしく話したこともないクラスメートまで加わって
僕+女性4人というなんとも気まずい状況でカラオケにきている。
そして今、何曲目だろうか?
アイツの友達は、未だにマイクを離す気配がない…。
なんとか彼女の隣に座ることが出来たが、アイツの友達のせいで空気はひどく重い。
幼馴染のアイツに目で、合図した
(お前何とかしろ)
アイツは無言でうなずくと、スックと立ち上がった。
(次の方、名前とか決めていただけるとありがたいです、よろしくお願いします)
現在のキャスト
主人公(?) 男:間宮 悟(まみやさとる)フルネーム決定
気になるあの子 女:優(ゆう)
幼馴染 女:篠田 梅子(しのだうめこ)フルネーム決定
梅子の友人 女:霞 松梨(かすみまつり)フルネーム決定
大人しいクラスメート 女:深城 桃香(ふかきももか)フルネーム決定
梅子狙いな友人 男:渡辺 誠二(わたなべせいじ)フルネーム決定
ナベの友人眼鏡君 男:暦村竹文(れきむらたけふみ)フルネーム決定
(間宮。行ってやれば?)
暦村に言われ、僕は慌てて優の後を追った。
ちらっと振り返ると、暦村がナベと梅子に何か示している。
(なんだ、すぐそばに案内掲示板が立ってたのか)
しかし協力的だなアイツ。本当に邪魔する気ないみたいだ。
「松梨さんが言った通り、すぐ見つかっちゃったわね」
他のメンバーに気付かれないように桃香と松梨が話している。
「あの子も何か“力”があるってことはないの?」
「あんた心読んだんでしょ?梅子は違うわよ。ただ勘が少し鋭いだけ」
カラオケの時、目の前のコイツの“力”に気付かなかったのは、悟を振り向かせるのに必死だったからだ。
冷静な時なら“力”のある奴かどうかはわかる。
「そっか」
あたしの心を読んだのか、桃香はもう違うことを考えているようだった。
視線を追うと、悟と優が遠くに見えた。
「タケ君、それ本気で言ってんの?」
梅子が呆れている。タケ…暦村がここに来た目的を『人間観察』と答えたからだ。
「あー、今日は遊園地の乗り物観察も兼ねてます」
飄々と補足する暦村。ナベが笑いながら付け足す。
「コイツの趣味なんだとさ。変わってるだろ~?恋愛には今んとこ興味ないゆーし」
「ふぅ~ん。わが道を行く人なのね」
梅子の興味が薄れたところで悟と優、松梨と桃香も加わり、乗り物の話へと進む。
受け取ったMAPに目を通す暦村の無感情に見える顔は変わらない。
嘘は言っていない。ここに来たのは恋愛目的ではない。
目的は別にある。今のところは、観察だ。
(ま、何も起きなければ趣味観察もできるんだが…)
一瞬だけ彼の目がメンバーの誰かを捉えた。誰もそれに気付かなかった。
(長;梅子は能力者ではなく、暦村は恋愛以外の目的があるらしい。優が目立ってないのでお願いします;)
「さっそくどれに乗る?」
真っ先に言葉を発したのは、ノリのいいタケだ。
(ちっ。。。先越された・・・と残る男子は焦りだす。)
「やっぱ遊園地ときたら、ジェットコースターじゃねぇ?」
慌てて悟も話し出す。
「え~。怖い~~~~。」
と、桃香が全員が確認できるほど震えながら答える。
(まじで? 怖いなら来るなよ。 おっ、女の子らしくてカワイイ。)
と、ぞれぞれの頭の中をジェットコースターのように余儀っていく。
たいがいの遊園地デートの始まりはこうである。
「じゃあ私、ここのMAP(遊園地の概要が載ってるやつ。)をもらってくるね~!!」
と、優が一人でインフォメーションセンターに向かい小走りに駆け出した。
(まったく進んでない。。。)
約束の日。今日は僕と優、ナベと梅子でWデート…のハズだった。
しかし遊園地前には、男3、女2人の5人。
「紹介しよう!暦村竹文(れきむらたけふみ)だ」
「ども。あー、タケでいーです」
僕が言い出す前に、ナベが隣の眼鏡男子を紹介した。
「そうじゃなくて!」
(今日は4人でWデートだと決めただろうが!)
梅子にはデートだということはまだ内緒で言うわけにもいかず、僕は目で訴えた。
「大丈夫よ、あと2人女子来てるはずだから」
え?思わず梅子を見る。
「あんたがこんな面白そうなこと逃すはずないもん、ね?」
背にした販売機に向かって梅子が言うと、もしかしてとよぎった人物が姿を現した。
「さすがわかってるじゃな~い、梅子」
「えへへ…ごめんなさい、来ちゃいました」
女子4人が話しているすきに僕は渡辺にどういう訳か聞いた。
「いやあ、梅っちから絶対あと2人女子来るから男子呼べばってメールきてさ~。もう1人と思ったんだがタケしか捕まんなくて」
「……どうするんだよ、こんなに増えて」
「あー、僕は邪魔しませんから。間宮(まみや)とナベは狙いの子と仲良くどーぞー」
「そういうことだ♪」
同時に親指をビッと突き出す2人。
暦村…初めて会うけど、ナベから聞いた通りの変わり者だな。表情が読めない…ノリはいいようだが。
「とにかーく。みんな、今日は楽しもうぜ!」
ナベに習い、おー!と全員が拳を空に高々と上げた。…1人納得がいかない悟を除いて。
(早々合流させたりまた男子出したりよかったかな?;あと主人公の名字追加。遊園地編スタート)
翌朝、桃香からのメールに返信していなかったことに気付いた僕は
~今度は二人で~の部分にどう返事をして良いのか迷ってしまい
なんとなくそのままにしてしまった・・・。
* * 放課後 * *
優を誘いに教室を出た。
ちょうど廊下の向こう側に優の姿が見えたので
「優ちゃん」
と僕は声をかけた。
すると、優の後ろから桃香と松梨の姿が見えた。
なんだか嫌な予感がするなぁ・・・。
この様子だと二人も一緒にカラオケに行くことになるのかな?
念願の「優と二人でカラオケ」だったのにな。
また邪魔されることになるとは・・・。
ところが・・・。
桃香「これから松梨と買い物行くから、またね~」
松梨「桃香、急ごう。じゃ~ね!バイバイ」
優「うん、またね」
・・・あれ?
あの二人ってあんなに仲良かったっけ?
メールの返信をしていなかったから
何か言われるかと思ったんだけどな・・・
少し拍子抜けしたものの、優との二人っきりのカラオケ。
理由はどうあれ、楽しみにしていたので
「じゃあね、バイバイ」
僕はそう言って二人に手を振った。
今日は誰にも邪魔されることなく優と二人っきりでカラオケだ!
思いっきり楽しむぞ!
さっきまでの不安は消し飛び、妙に浮かれてしまっていた。
2人の企みに気付く事無く・・・
* * カラオケ * *
カラオケでは最初にざっと渡辺が梅子のことを好きで
今度の休みに遊園地に誘って欲しいと頼まれたこと、
僕と優も一緒に行って二人を応援しようということを話し、
その後は二人でカラオケを楽しんで帰った。
優と二人きりでカラオケに行けるなんて、僕は幸せだな。
この調子で遊園地も楽しめるといいな~なんて
期待に胸を膨らませてしまう。
(先に二人きりのカラオケ編書いてしまいました。
次回はいよいよ遊園地に!?次の方お願いします!)
「あたし、いつもじゃないけど、時々、人の気持ちや思ってることが読めてしまうの」松梨の気持ちなどまるで関心がないように、静かに桃香が言った。
「ふう~ん、便利じゃん、じゃ、悟の気持ちも読めるのね?」
「それは、できないっぽい。この前は、梅子がカラオケに行くということがわかって、梅子の前で『あ~カラオケ行きたい』って言ったら、誘ってくれた。」
「梅子らしいや、あいつ、がさつなようで優しいからね、で、遊園地は誰から?」
「渡辺君をコンビニで見かけたの。そしたら、ニヤニヤしてて、なんだろうと思ったら次の休みに悟と優と梅子と遊園地に行く嬉しい~って思ってた、渡辺君は梅子が好きなの」
「へ~~っ!!」といって松梨は笑い出した。
「梅子がねぇ、あんなハンサムにほれられるとは。。。」
「でも、わからないのは」笑うのをやめて松梨が言った。「何で、桃香がそんなことあたしにわざわざ言いに来るのよ、あたしたちライバルってことでしょ、敵でしょ」
「霞さんとの約束、悟は覚えているかしら」唐突に桃香は言った。
なんで、また、そんなことまで!!松梨は怒って
「ええかげんにしいや!人の心や気持ちが読めるからって、人の秘密どこまでかぎつけたら気が済むねん!」
「大阪の幼稚園で、一緒だったのね」桃香は言った。
「そうよ、悟が東京に引越しになって、お別れのときに約束してん」
松梨はあの悲しいお別れの日をいまだ忘れられずにいた。
中学生になって、父親が東京へ転勤になって悟に再会したとき、親同士友達だから会った、という程度の親密度だった。彼の気持ちが確かめたくて、同じ高校に入ったのだった。
「じゃ、悟が約束覚えてたら、私の負け、忘れてたらイーブンで勝負しましょ」桃香にしては珍しく上から目線の言い方だ。
「いいよ、でも優は?」松梨は言った。
「あの子は悟を好きじゃない」桃香はきっぱりといった。
「遊園地一緒に行ってもいいけど、ファッション決めてこないと一緒に歩かないからね、それと、霞さん、はやめて。松梨と呼んで」
(遊園地での場面で、お願いします)
松梨がお風呂からあがると携帯に電話が入った。
名前じゃなく見覚えのない番号がディスプレイに表示されている。
「間違い電話じゃん」と思って、、手にとってみると
「霞さんですか?」聞き覚えのある小さな声がした。この声は、たしか最近聞いた。。
「深城(ふかき)です、この間カラオケで、、」
「あ~誰かと思ったよ、桃香ね」何であたしの電話番号知ってんのよと思いながら言った
「霞さん、今度の休みに遊園地へ行きましょ?」
松梨は、はぁ~なんで桃香と遊園地!と思ったが、何かあるなと思い
「誰来るのよ、」さりげなく聞いた。
「私と二人じゃだめ?」小さい声だが、有無を言わさない強さを感じた。
「え?」
「悟君や渡辺君たちに偶然会うかも」
「どういう意味?あ、悟が好きなのね、この前そんな気がしたよ」面倒くさそうに松梨は言った。
「霞さんだって悟が好きなくせに」桃香がくすっと笑った。松梨はいらっとした。
「霞さん、私知ってるの。あの時、一瞬、優を他の時空へぶっ飛ばしたでしょ」
「え?」松梨は青くなった。なんで桃香があたしの秘密を知ってるの。梅子も知らないのに。松梨は桃香に不快感を覚えた。
あの時、たしかに優がいなければ、と思った。そして自分でも不思議なくらいパワーを貯めて優を吹っ飛ばしてしまったのだ。
でも、一瞬の出来事だったし、誰も気づいてないはずだった。
桃香は続けた。
「優は一瞬50年後に飛んじゃって混乱して、自分はこの時代の人じゃないって言い出して、だから『私も』って言ったの、そしたら、次々みんな言い出して、」
松梨はあのときの状況を思い出した。
「でもさ、何でそんなことわかるの!!、あんた何者よ!」不機嫌に松梨は言った。
(すいません、このつづきもいきます)
その夜、霞 松梨は自室の勉強机に座り頬杖を付きながら写真立てに向かってつぶやいていた。
「はぁ~なんでうまくいかないんだろ…」
写真立てには、ピースサインをした男の子と男の子の袖に捕まりうつむく女の子が写っていた。
「こういうのなら簡単なのにな…」
すると、机の上のペンや消しゴムが、重力の呪縛から解き放たれたように浮かび上がった。
「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」の言葉どおり、入学してまず梅子と親しくなった。
そして先のカラオケ、マイクを離さずにチャームの能力を使ったはずなのに、効果は現れなかった。
考えられる、原因はいっぱいいあった
自分の能力が弱かった。周波数があってなかった。精神抵抗力が常人より強かった。対抗能力で相殺されていた。対魔聖域だった。etc…
若干掛かっていたとしても、おそらく梅子のチョップで消し飛んでしまっただろう。
ライバルは、優じゃなくって梅子?そんな考えも脳裏を掠める。
「おばあちゃんの言うとおり、こんなので振り向いてもらってもダメなのかなぁ」
大きく伸びをすると、下から母親の声がした。
「松梨ちゃん~お風呂入っちゃいなさい」
「は~い」
椅子から立ち上がり写真立ての上部に指を掛けた。
「約束忘れてないよ…大好きだよ、悟」
写真立てを、手前に倒し、松梨は部屋を出た。
(松梨も悟が! 約束とは一体??とはいえ完全スルーでも構いませんw)
なんてことだ!どうしよう。。
こんどこそ優とふたりでカラオケに行こうと思ってたのに!
このまま、あいつらに邪魔され続けるのか!!
。。。いやいや。いいことを思いついた。まずは優にメールだ。
-カラオケ楽しかったよな。明日またふたりで行こうぜ。実はふたりだけで相談したいことがあるんだ。梅子のこと好きなやつがいてさ、今度の休みにみんなで遊園地に行こうっていてるんだ。そのことで。-
優からの返信はすぐにあった。
-いいよ。待ってるから、放課後に声かけて。なんかドキドキするね。-
よし♪ 僕からのメール待っててくれたんだよな。ふたりで秘密を共有して、うまくいけば、アイツもナベももう僕たちを邪魔しないだろう。むしろ感謝しろ。僕たちのために働いてくれ~。
きょうはいろいろと分からないことがあったけど、そんなことは些細なことだ。明日は優とふたりでカラオケ!それだけを考えて、僕は期待にはじけそうな胸をかかえて、無理矢理眠りについた。
(悟の期待はかなえられるのか、それとも裏切られるのか。。お好きなように。。)
ナベはあんなガサツな女のどこがいいんだろう?
僕だったら、間違っても梅子で絶妙バーガーすら食べれない。
電話越しに、ナベこと渡辺誠二(わたなべせいじ)の、調子のよい声が聞こえてくる。
「じゃあさ、今度の休み、お前ら5人と俺でさ! 遊園地行かねぇ?」
僕が言い返そうとした言葉を遮って、ナベは「俺ももしかしたら誰か誘ってくるかもしれねぇからさ☆」などとぬかして、さっさと電話を切ってしまった。
(展開が思いつかなかったので、次は遊園地編でも、なんなりと!m(__)m>次の方)
「やっぱかわいいよな篠田。あの笑顔で飯3杯はいけるぜ!」
「お前の好みってホント理解できねぇ。。。」
昔から梅子梅子と呼んでいるので「篠田」と言われると一瞬誰かと思う。
渡辺は僕の幼なじみの篠田梅子が気になるらしい。
(渡辺君の好きな人と梅子の苗字を追加しました。続きはお好きに書いてください^^)
予想だにしないメールに戸惑っていると、再びメールが入った。
梅子からだった。
「松梨から伝言頼まれたんでコピペしとくね。↓
―カラオケ楽しかったね。―
―今度は2人で行きたいなっ―
!!!!!!!?
―…な~んちゃって! 今度はイケメンの友達ヨロシク☆―
↑だってさ。アンタの友達にイケメンなんていたかしら?(爆笑)」
・・・・・・。
なんだ、おどかしやがって…。
いやいやガッカリなどしてないぞ!
しかし桃香…意外と大胆…
いやいやいや、僕は優一筋!
などと考えていたら、今度は電話だ。なんなんだ、次から次へと。
着信は… 「ナベ」か。
出るなり、ナベこと渡辺は挨拶もなしに話し始めた。
「悟。お前、女子4人とカラオケに行ったそうだな?」
どうやら店から出るところをたまたま目撃したらしい。
「どうして俺を誘ってくれなかったんだよ~。俺の憧れの彼女も一緒にいたじゃないか」
「へ?」
「前に話しただろ。あの子だよあの子!」
そう言われて僕は思い出した。
(長い上に勝手に男友達出しました;。はたして渡辺君の好きな女子とは誰でしょうか?)
家に帰ったら優からメールが届いた。
―カラオケ、楽しかったね―
あれ?これって夢と同じ展開のような・・・。
いや、でもカラオケにはたしかに行ったし楽しかった。
ここはやっぱり返信するなら
―今度は2人で行こうな~―
だよな?
急いで返信しようとした瞬間メールが届いた。
桃香からだった。
―カラオケ、楽しかったね―
―今度は2人で行きたいな―
!!!!!
(色んな展開を期待しています!お好きなように書いちゃってください^^お願いしま~す!)
「もしもし」もう一度、問いかけてみる
「もしもし?」聞こえてきたのは、若い男の声だった。
祖母と若い男?どうしてもつながらない…ん~どういうことだろうと思っていると電話の主はさらに続けた。
「あれ?、ごめんこれ優の携帯ですよね? あなたはだれですか?」
え?優? 祖母の名前はえ~となんだっけ?
優?彼女は優?祖母は? あれ?僕に祖母なんていたか?
じゃあこの携帯は誰の?誰が、誰にかけている?
ひょっとして!
僕は脳裏に閃くモノがあった・・。
「あんた、悟?」
「・・・。そうだけど、アンタだれよ?」
怪訝そうに、こちらの様子を伺ってきた。
僕はビックリして、電話を切ってしまった。
僕が掛けた優宛の電話を僕が取った?
一体どうゆうことなのだろう?電話に夢中になっていた隙に祖母の姿は消えていた。
だが僕は、知っている。僕に祖母などいないってことを
じゃああれは誰?何故優の携帯を持っていた?そして何故、僕が僕の電話を取るなんてことが出来た?
考えることは山ほどあった。
僕はごろんと、横になった、だが知らぬ間に寝入ってしまった。
「…悟…悟」
どこからか呼ぶ声が聞こえた。
と同時に頭に鈍い痛み。
「あたしの歌聞いて寝るなんていい度胸じゃん!」
痛みの正体は梅子のチョップだった。
突然、優がマイクを梅子から取り上げて、なんとも信じがたい発言をかました。
「みんな、聞いて下さい!」
「どしたの? 優?」
あれこの展開…。
「実は私は、この時代の人間ではないんです!!」
やっぱり覚えがある!すると梅子が右手をあげた
「実はわたしも!」
松梨も桃香も次々手をあげ「私も!私も」と声を上げた。
あれこれって…
「じゃあ僕も」と手をあげた瞬間
4人がどうぞどうぞって譲ってきた・ダチョウ倶楽部かよ…。
こうして、大笑いの中カラオケは終了した。
(展開を強引に、戻してみました。前のを伏線にするもよし、新展開でもよし、気軽にやってみてください)
祖母の表情を気にしながらも、僕は携帯に手をなばす。
着信は「非通知設定」だ。。。
なんとなく嫌な感じがする・・・でも、でなくてはいけない衝動に駆られる。。。
「もしもし・・・(僕)」
「もしもし・・・(なぞの声)」
沈黙が続く・・・
ふと、祖母に目を向けると祖母はうつむき肩を小刻みに震わせている。
(泣いているのか?それとも笑っているのか??うつむいている為、表情は読み取れない。)
(祖母の秘密がどうしても思いつかない・・・。次の方お願いします!!)
♪じ~んせい楽ありゃ、苦~もあ~る~さ~♪
近くから携帯の音がする。なんというタイミングだ。
しかもこの歌。夢の中、カラオケで歌った曲だ。
辺りを見回すと、コタツみかんの籠の中で携帯が震えていた。
もちろん僕のじゃない。
思わず祖母と顔を見合すと、祖母はちょっと恥ずかしそうに目を細めた
(短くてすみません。次回祖母の秘密が明らかに!よろしくお願いします^^)
訳も分からずにボーっとしてしまったが
ボーっとしていても仕方が無い
とりあえずカラオケでの出来事を確認しようと
梅子に電話をかけてみる事にした・・・
ツーツーツー
『おいおい!話中かょ・・・』
梅子が電話をしているといつ終わるのか分かったもんじゃない
それにしてもあれは夢だったのか?
どうも記憶がハッキリしない
思い出そうとしても記憶が曖昧なのだ
夢の通り・・・なんて事はあるはずがない!
そぅは思いたいのだが優からのメールの
―カラオケ、楽しかったね―
の意味が僕には理解出来ずにいたのだった。
やっぱりカラオケには行ったんだよな?
頭をクシャクシャっとして
とりあえず優へのメールを返信する事にした
―今度は2人で行こうな~―
そう思ったのは本心からだったし
当り障りも無い内容だと思って返信した・・・つもりだった
(あまり展開無しでごめんなさい(ノω・、)誰かお願いしますぅ)
「ウソでしょ?・・・私も」
「私も・・・」と次々カミングアウトした。
そして、事もあろうか梅子まで・・・
4人の瞳が悟をじっと見つめた。
「えっ?どいうこと??」
僕はのどの奥から声を絞りだして声にならない問いかけをした。
目を凝らしてよく見ると優、松梨、桃香、梅子の4人は悟の見ている前でゆっくりと老婆に変わって行った。
「おっ。。おい!!ど。。どうしたん。。。。」
すでに悟の目の前には4人の老婆が立っていた。
かわいい優であったはずの白髪の老婆が悟に近づき、いきなり腕を掴んだ
「な、なんだ?・・・」「助けて・・・」
「悟ちゃん!!悟」
「こんなところで寝てたら風邪を引くよ」
祖母の声に
ハッと気がつくとそこは居間の炬燵だった。
うたた寝していた僕はよだれまで垂らし呻いていたようだ。
額にはうっすら汗がにじんでいた。
「夢だったのか・・・」
脇に落ちている携帯にメールの着信を知らせるランプが点滅していた。
「ん?」
それは優からのメールだった。
―カラオケ、楽しかったね―
どういうことなんだ??
(支離滅裂ですが。。。続きをおねがいします)
「ぬおおおおお(((( ;゚д゚))))」
歓声に似たどよめきが部屋中を埋め尽くす。。。
そんなどよめきの中・・・おずおずと・・・
部屋の隅にいた、大人しい桃香がゆっくり口を開く。。。
「じ・・・実は私もなんです。」
みんなのぶっちゃけトークが始まった・・・。
誰も僕の質問には、答えてくれないヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
(僕を忘れていた、最後にくっつけちゃいました・・・^^次の方、盛り返しお願いします。。。)
「えええええ??」
突然の優の発言に、皆、驚きを隠せない。
誰も、言葉を発することが出来ず、優を見つめる。
「優ちゃん、それって…。どういう意味?」
皆の視線に耐えかねたのか、俯いたままの優。
意を決して問いかける僕。
(ごめんなさい。次の方お願いします(^^;; )
その後も楽しいカラオケ大会は続いた。
「LOVEマシーン」「宇宙戦艦ヤマト」「キューティーハニー」等、
時間を忘れるくらい、夢中になっていた。
そう、時間を忘れるくらい……。
突然、優がマイクを梅子から取り上げて、なんとも信じがたい発言をかました。
「みんな、聞いて下さい!」
「どしたの? 優?」
優は真剣な表情で、声色を重くする。
なんだろう? 何か言いにくい事でもあるのかな?と思っていたその矢先。
「実は私は、この時代の人間ではないんです!!」
(突然の急展開! 「ハルヒか!」って突っ込んじゃダメ^^;次の方、お任せしましたよ(土下座))
プリキュアかぁ~、名前は知ってるけど見たことないなぁ~と思いながら楽しく歌う4人を見ていた。
いつもは大人しい桃香が楽しそうに踊って歌っているではないか。
いつもはガサツな梅子も霞もこうやってみると女の子なんだなぁ。
僕は優ではなく他の3人の意外な一面に目を奪われてしまった。
曲が終わってまだ1人で歌っていない霞がリモコンを手にとった。
(話が膨らまずスミマセン^^;次の方後をお願いします。)
「ちょっと子供のころを思い出してアニソンいってみよっかな♪」
え?ちょっと意外・・・僕は思った。
「プリキュア歌うww」と、桃香
「私も!」と後の3人が声をそろえて言った。
結局4人で歌うらしく僕は一人聞くことになったのだが・・・
(ごめんなさい、後お願いします(*・ω・)*_ _))ペコリン)
僕は、亡くなったおじいちゃんのことを思い出していた。
小さい頃、僕のことをとっても可愛がってくれた。そして、おじいちゃんの膝に乗って見ていたのが「水戸黄門」だった。
(^^)/[] ひかえおろ~~っ
日\(`へ’)この印籠が目にはいらんか!
と言うくだりがとても好きだった。
「昔、おじいちゃんとよく見たんだ、水戸黄門」言い訳するように僕は言った。
「そうなの?あたしはおばあちゃん子で、懐メロよく聞かされたわ」ふわりと優しい表情で優が言った。
その優しい目の輝きに、僕はドキッとした。心臓がバクバクしはじめた。
その時、「おまたせ~」
と、にぎやかに女子3人が飲み物を持って入ってきた。
「悟、なに歌ってたの?」そ知らぬ顔して梅子、
「え、まあ、ちょっと古いやつとか・・・」どぎまぎして言う僕、心の中で(なにうろたえてんだよ、、)と怒りつつ。
「次、歌ってみようかな?」と桃香が、小さな声で言った。
僕は桃香を振り返った。
今まで気にしたこと無かった子だけど、なに歌うんだろう?
ちょっと興味を持った。
(後の展開は何なりと、、、)
ドリンクを手にした女子3人がドアの手前まで来ると、意外なイントロが流れてきた。
先ほど曲を強制終了された松梨(まつり)が口を開く。
「…ねえ、なんだっけコレ? んーと。このなんちゃらが目に入らぬかーってドラマ?」
「水戸黄門のオープニングにかかるやつね」
中の二人に気付かれないように、ドアのガラス越し様子をうかがいながら梅子が答えた。
今度は桃香が聞いた。
「悟君が歌っていますね」
「ウケ狙い? さっきおたくらシブい選曲だったし」
「ま、奴がこんな曲好きだとは思えないわね」
「優ちゃんは、こういうのも好きなんですか?」
「嫌いではないと思うけど…どうかしら」
そうこうしている間に、曲が終わったようだ。
「さて、じゃあそろそろ行きますか」
(女子3人目線にしてみました。曲は♪じーんせーいらーくあーりゃ…ってやつです;展開お任せです。<(_ _)>)
僕は驚いた。まさか愛しの優がこんな懐メロファンだったなんて。
その時、普段は大人しいクラスメイトの桃香(ももか)が、おもむろに席を立ちあがった。
「? 桃香~、どうしたの?」
「ん、皆の分のドリンク持ってくるね」
突如、マイクがキーンと嫌な音を立てる。
懐メロを歌っていた優と梅子は慌ててマイクのスイッチを切った。
大人しいクラスメイト桃香が、僕にメガネの奥からアイコンタクトをとる。
「(あ……もしかして気を使ってくれたのか……?)」
なんだぁ! まだ話した事もないクラスメイトだけど、いい子だったんだな!(邪魔とか思ってマジごめん)
「桃香ばかりに5人分のドリンクは持てないよ。私もついていく」
「あたしもあたしも~!」
次々と挙手をする女性群。
優もテンションMAXで手をあげたのだが、にんまりと笑う梅子に止められた。
「優は頼り無いからね。彼と二人で次の曲選んで待ってて」
み、みんな……!
邪魔とか思ってて本当にごめんな!!
そして、ルームには僕と優の二人だけが残された。
「悟(さとる)、先に曲入れて~♪」
せがむ優に僕は燃えた。
よし! 優、俺の熱い気持ちを聴いてくれ!!
しかし、デンモクのミスによりとんでもない曲を入れてしまったのを、
僕は曲のイントロが流れ出すまで知る由も無かった。
(次の方、意味不明でごめんなさい。曲や展開はお任せしますm(__)m)
僕は彼女の歌声を聴けるってことに喜びドキドキしてはいたものの、
幼馴染のアイツ、そう、梅子がどんな選曲をするのか、別の意味でドキドキしていた。
「じゃあ優!アレいってみようか!私たちの十八番!!」
…十八番?ふたりで十八番を持ってるほど梅子と優はしょっちゅうカラオケに来てるのか!?
(-益- )!!チッ 羨ましいっ!
で…なに歌うんだろ…
慣れた手つきでリモコンで選曲する優。
一発入力!番号暗記してるっ!ヽ(゚Д゚;)ノ!!
相当歌いこんでるなw
イントロが始まった。
が… ん?なんだこの歌… どこかで聴いたことがあるような…
さすがに人数が多いので、この部屋は大きめで小さなステージまである。
そのステージに、今、邪魔くさい梅子と、僕の愛しの優が、
寄り添い腕を組み、見つめ合い、ふたりの世界に入っている!
梅子のやろ~!その役、僕にやらせろってんだぃ!
なんだかせつない表情で歌い始めたふたり。
「♪ま~ず~しさに~負けたぁぁぁぁ~♪」
「♪いぃえ、世間に、負けたぁぁぁぁ~♪」
(-_-)…この歌は…
『昭和枯れすすき』・・・・・
まさかの選曲…確か番号まで暗記していた優…
そして、本気モードのせつない表情までしていた…
優って…僕が好きな優って…
こ、こういう子なのか…
(次の方、昭和枯れすすき知らなかったら、単に極度の懐メロだと思って続きお願いします)
かかっていた曲が突然止まった。
幼馴染のアイツがリモコンを操作して曲を止めたのだ。
マイクを離さないからといって突然止めていいのか!?
と、少し思いつつも、
こうでもしないと止まらなかっただろうな・・・
これはこれでよかったのかも、と妙に納得してしまった。
「はいはい、次私と優ね~」
と言って、せっかく僕の隣に座っていた彼女を連れていってしまった。
ええ~!行っちゃうの・・・
でも彼女の歌声が聴けるのはうれしいな。
また後でなんとか彼女の隣の席を確保すればいいか。
「優、何歌おっか?」
(次の方、他の人のお名前決めてください。お願いします。)