宝石の鑑別 3
- カテゴリ:勉強
- 2010/01/03 09:29:41
ここまでに書いたようなものは 昔は 本物として流通していました。
最初に書いた ダブレット。
裏側に 黒いプラスティックを貼り付けたもの。
こんなものが ブラックオパールとして 販売されていたのです。
石だけ見れば 横から見ると 直線状の接着面があるのがわかりますから 簡単に区別できます。
製品として 枠に入ってしまうと アマチュアには わかりづらくなります。
つまり プロはわかっているのです。供給側はダブレットだと知っていて 客の無知につけこんで ブラックオパールだから高価なんだと言って 売っていたのです。
小売店も知らないこともあります。
製品になったものだけを仕入れて販売しているような店は 知らなかったんですね。
それでも 修理 リフォームの段階で気がつく人も出てきます。
良心を持っている人もいますから そこから世間にひろまっていくのです。
お仕事に触れるので聞いても良いものか迷ったのですが・・(^_^;)
お仕事の方のブログも見せていただきますね~^^
問題はないのです。
それを隠して 販売すると悪質ということになります。
だから 現在持っている物は それなりの価値はあります。
光沢はね オパールは柔らかい石だから 磨耗してつや消しになってることもあります。
その場合は 簡単に元通りになります。
枠の部分もいっしょに 新品仕上げ という加工(つまり軽く研磨することです)をすれば 1000~3000円ていど
母は本物のブラックオパールだと思っていたようですが
今見ると明らかに光沢が微妙;;指輪もチョーカーも枠があるので
つなぎ目は見えませんが・・
こういうイミテーションでもリフォームしてもらったら高いのかな(^_^;)