千客万来
- カテゴリ:日記
- 2010/01/11 18:00:43
今日は1日早いのですが、父の一周忌の法要をしてきました。
なんだか一年と言う月日が長いのか短いのか良く掴めない感じですw
ここにいて、みなさんと過ごした時間が
夢のような不思議な時間軸を与えてくれていたからでしょうか・・・
覚えていて連絡してくれる方もいらっしゃいましたが
ごく近しい身内と、父が我が子のように可愛がって育てた方とで
ひっそりサラリと、そしてカラリと供養して参りました。
昨日、お供えに添えようと思ってお菓子を選んできたんですが
お正月用のめでたいお菓子もたくさん並んでいる中で
ちょっと目を引いたお菓子の名前が「千客万来」。
お店の人に聞いたら、ほんのり洋菓子風味がついたシンプルなお饅頭だそうで・・・・
およそ仏事向きではないネーミングなんですが
ふと、悪戯心が起きてしまいました。
典型的な営業マンだった父の供養なんです。
少人数で静かに質素にという段取りが決まっていたので
ちょっと賑やかしに、こんな名前のお菓子をお供えすれば喜ぶんじゃないかと^^
でもね、誤算でした。
少ない人数ではありましたが、法要は自宅ではなくお寺さんでしたんです。
なので、お供えのお菓子などはそのままお寺さんに置いてくることに^^;
法要のお供えに「先客万来」って・・・・開けてみて、さぞビックリされることでしょう。
帰り道にふと
「生臭坊主が、幸先良いって喜ぶだろ?」
ってお茶目に笑う父の顔が浮かんじゃいましたw
笑顔でいたくってね。
そんな御菓子にしてみましたw
父の意向だと思っています。
きっとみんな笑顔です^^
いい法要になったことと思いますよ。
お寺でお供えしてしまったら、置いてきちゃいますよねぇ^^;
でも、故人のためであり故人を知る人たちのためのはずだから
持ち帰る方が理にかなってますよね。
そして、また身内でワイワイの方が良い法事になるはずですよね^^
>おおくま ねこさん
福を呼び込んだかしら?w
本当にねぇ・・・お陰様で遠方から叔父も来てくれたわけだし
たしかに、千客万来は法事を行うお寺さんにとっては
良い言葉なのかもしれないです。
だんだん、そう思えて安心してきましたw
もうねぇ、型どおりじゃなくて自由な父に合わせて自由にね^^
読経はシッカリしていただきましたが
お食事も、好き嫌いが多い叔父が困らないように
洋食屋さんで済ませちゃったしw
父が、それを選べとコッソリ指示してくれたのかもしれません。
>山鳥さん
お寺さんにしてみれば、れっきとしたお仕事でお商売なんだから
結構、喜んだのかもしれないと思ってます。
お正月飾りだって、普通になさってるわけですから
こだわらなくって、良いのかもね?w
やはり、サラリととはいえ忘れちゃいけませんよね。
どうして知ってるの?
父はウィンクが得意だったんですw
私はマトモにウィンクできませんがw
例の、鯛生金山に袈裟着て入って油汗かいた生臭坊主なので
特に抵抗無く喜ぶかもしれません^^;;
>黒猫手毬さん
(゜ー゜)(。_。)ウンウン
下手にカウンセラーに出向かなくても
ここに来れば、気持ちは整理できてきますね^^
ついつい、ブログの遣り取りに夢中になって
やけに時間をとられるのが、玉に瑕ですがw
義父の法要にきたお坊様いわく「故人のおかげでここで集えることに感謝しましょう」だそうなので、千客万来はきっと良いのです。
魔女さまのお父上と「千客万来」のおかげで、きっとお寺でも素晴らしい集いが今後もあることでしょう。
お供え物はそのままお寺に置いてくるんですか~。
台湾ってお供え物の類は後で自分たちが食べるんですけど(お寺に持っていっても、またごっそり持ち帰ります)、最初はそれが不思議だったはずなのに・・・なんか慣れてきてる自分がいる!Σ
うれしいかもです
自分の祖先を忘れないで供養するって、忘れられる事多いらしいから
ステキな法事になさいましたね。
千客万来。。。うん、幸先いいです♪
一年って早いですね。
いろんな想いを抱えて、立ち止まっても
きっちりと時は前に進めてくれますもんね。
ニコは、滞った時間の中に取り残されそうでも
ちゃんとお喋りしてくれる
優しいカウンセラーみたいな役割をしてくれることもありますね。
時間とられるけど^^;;
そうそう。お寺さんもお商売ですからねぇ^^
うん、そのセンスに、きっとお父様はウィンクしてますよ、きっと。
お寺も商売、千客万来万々歳。