10/01/15 センター数学は時間が足りない!
- カテゴリ:日記
- 2010/01/15 00:18:59
センター試験は意外と制限時間がシビアで
これは、特に国語に言えることなんですが、
数学もなかなか量があって、ヘビーです。
(逆に、化学、物理、地理は時間が余る場合がほとんどです)
とにかく、時間に対して設問が多いため、
試験中には素早い計算能力、的確な状況把握能力が一段と問われます。
……ですが、
センター試験は、「マークという特殊な解答手段」をとってるがゆえに
場合によっては「正規の手段を用いなくても」解答が導けることがままあります。
と、言うのもマークできる選択肢は
-(マイナス)
±(プラスマイナス)
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
a
b
c
d
のいずれかですので、以下のことが言えます。
①
分数の場合は分母には絶対に0, 1は来ない。
また、絶対にこれ以上約分できない形になっているはずである。
(例)
12 / 0 は定義できませんし
12 / 1 = 12 で、分数で表す必要性がありません。
また、8/6 = 4/3 なので 8/6と答えてはいけません。
例えば、解答欄が
(ア)(イ)(ウ) / (エ)(オ)
となっていても、
出た答えが例えば、126 / 44なら
126 / 44 = 63 / 22
なので解答としては不適当なのが分かります。
②
根号の中は、これ以上有理化できない形で答えなければならない。
つまり、分母にルートは来ないし、
(√ア)のアに、0, 1, 4, 8, 9は絶対に入らない。
(例)
0, 1, 4, 9は根号を使う必要がありませんし、
(√8) = 2(√2)なので、不適当なのは明らかかと。
③
十の位以上の最高位には、0は絶対に入らない。
(例)
例えば、2桁の数字が答になっているなら
解答欄も「(ア)(イ)」となっていて
(ア)に十の位、(イ)に一の位を解答させる形になっており、
仮に導いた計算結果が1桁や3桁、ましてや分数になったら、
それは明らかに間違いだと分かります。
④
センター試験で「図形の角度」を「度数法」で具体的に聞いてきたときは
以下しか答えはありえない。
15°、30°、45°、60°、75°、90°、105°、120°、135°、150°、165°
以上は、改めて聞けば当たり前かもしれませんが、
あらかじめ、念頭においておくと、だいぶ違ってきます。
以下に好例を示しておきます。
数学B数列より
初項から第4項までの和が130で、初項が16の等比数列がある。
この公比は (ア) / (イ) で表せる。
これは、「あることに気づけば」30秒もかからずに解けます。
ちなみに・・・
初項がa、公比がrの等比数列において
初項から第n項までの和は
a(1 - r^n) / (1 - r)
で、求められます。( ^ は累乗です。**と同じ)
センター大変そうだにゃ~~ふぁいとっ!
そう考えると明の大学受験はなんて楽だったんだろうww
それは受験生の人たちには常識ですか?
時間がかかるのであれば、知っておいた方が有利ですよね^^。