誰を守る?
- カテゴリ:日記
- 2010/01/15 14:18:03
ハイチが大変なことになっています。
明後日は、あの日から15年目です。
揺れないと言われていた福岡だって、数年前には揺れたんです。
天災だけは、防ぎようがありません。
備えや心構えがあったとしても、回避はできません。
子供達が小さかった頃、兄は良くこう言っていました。
「なにか災害があったら、チビたちは兄ちゃんが守るけん。
何をおいても駆けつけるけん。
大人は自分のことを何とかすれば良い。
チビたちは、なんとか助けたい。」
当時は実家の両親も元気で、さっさと動けましたから
どんだけ頼りになるのかということは置いといてw
兄の決意はありがたく拝聴していました。
もちろん、子供達は私が守ろうと思っていましたけど^^;
父が倒れて介護していた頃は、おそらく兄は父を守ろうとしたでしょう。
今は、足元がおぼつかなくなった母かな?
何かが起きた時、自分がどうやって助かろうとかよりも
誰かの安否が気になったり、無条件に誰かを守ろうと走り出したり・・・
人間って不思議なものですね。
いや、実は動物だって・・・私達が知らないだけで、そうなのかもしれません。
兄が大真面目で言ってたこと、その気持ちは誰だって持っています。
いつだって誰かを守りたいっていうのも、案外自然なことなのかもしれません。
守る気持ちって素晴らしいよね。
そうねぇ、人を大切に思うことが第1歩なんだよね。
確かに、人は時々試されているのではないかと思う時がありますよね。
その時点での精一杯、誠心誠意が試されることで
自分の真の姿を、否応無くさらけ出すことになる。
よく、人生は修行なんて言うけど・・・
どうなんだろう?
無意識に動いてしまいますからねぇ。
大切な人を守る時って・・・
>アナキンさん
常に、なんらかの覚悟をしているのは素晴らしいことだと思いますよ。
大切な人を守るっていう行動は、すごく自然なことだと思うけど
日頃から、愛情を育んでおかないと発揮されないことなのかもしれません。
日々良く生きるって、当たり前のようで難しく、大切なことだと思います。
>ニコ@さん
そうですよねぇ・・・まず、身近で弱い者をなんとかしようと
そればかりが頭に浮かびますよねぇ。
考えても仕方のないこともあるでしょうけど
突発的に予想外のことが起きた時でも、日頃の思いが体を自然に後押ししてくれる気がします。
1人になってもねぇ、きっと自然に足の向くところがあるんじゃないかな?
>みやさん
そうですよね。
弱みが無ければ、強さも無いのかもしれません。
弱みになっても、守るべきものがあるのは
幸せなんだと思います。
子供が教えてくれることですよね。
ちょっと前に、ブログのコメントで(朱華嬢発だったよねw)アガペーという単語が
飛び交っていましたが・・・・・
この子さえ守ることが出来れば、他には何もいらないという思いは
子供が教えてくれる大切な気持ちだと思います。
ハイチには民間のボランティアはいち早く向かっているんだけど
金額とか検討する前に、まず最初にすることは違うだろって誰でも思いますよね。
多くの経験を持つ地震大国なのに、なにが1番必要かを調査しなけりゃわからないのかい?
って、突っ込みたくなってるのはホビットさんだけじゃないですよ。
>Lolaさん
現場へ向かうとなると、善意の人たちの身の安全も保証されないといけませんからね。
ハイチの場合は、まず政府機能からダウンしているので
なかなか難しい面はあるのでしょうね。
ただ、やはり即座に編制を検討する対応の早さは素晴らしいですね。
本当に、せいぜい義援金くらいでしか役に立てない自分がはがゆいですよね。
>ふたつさん
仲直りできて良かったね^^
元々仲良し夫婦ですから、助け合って守りあって頑張ってね。
安心させてあげることが、何より彼を守ることだと思いますよ。
>みっきーーさん
シスコンすれすれの、人情に厚い兄ですw
みっきーーちゃんの場合は、お子さんたちが手元にいてくれますからね。
それだけでも心強いです。
守るべきものたちが目の前にいてくれるんですから、母は正しく動けるはずです。
そうそう、結婚するまでは兄って妹を守ろうと本気で思ってくれるみたいね^^;
そして、甥っ子たちができたら優先順位の第1位が彼らになりましたw
自分の家族がいれば、男性は何をおいても家族を守るものなんだろうと思います。
我が身の可愛さが、何にも勝る人っていうのが
ちょいちょい存在することを思うと(信じ難いけどね・・・・)
本能ではないのかもしれませんね。
「守る」っていう本能は無いのかもしれない。
でもねぇ、理屈抜きで守ろうとしますからね。
自分を盾にしててでも、守り通すって・・・本能でなければなんなんだろう?
>朱華さん
そうなのよね・・・本望っていうのかなぁ。
ちゃんと大切な人を守れたら、良いやっていう思いはありますよね。
今は、子供達も一人前以上の体格になって遠隔地にいますが
小さい頃は、身を挺して守ろうという心構えが常にあったと思います。
長男も次男も、揺れる可能性のあるところにいるんだよねぇ・・・
今年あたりドカンときそうで、心配で心配で・・・・><
>山鳥さん
そうだよね。
我1人生きても虚しいのかもしれない。
何でも我慢できるのは、誰かを守るためなのかもしれないですね。
だからこそ強くなれるんだと思う
頭の中ではよくシミュレーションしてます(頭の中でだけw)
やはり真っ先に浮かぶのは、とにかく『両親の元にたどり着くこと』ですね。
祖母が生きていた頃は『どうやって祖母を保護して自宅に帰るか』でしたっけ。
1人になったらどうするんだろう、私^^;
また、同時に、もし「万が一」の事態になった時は出来るだけ他人様に迷惑をかけない様にしたいとも思っています。
思っているだけですが・・・^^;
守りたい人を持つことが
大事なんだと思います。
それを実行できるかどうかは、実は、運命もあって
神さまは残酷ですから、時々エグイことをされます。
みんな心から思うんだと
わたしは信じています。
そんな言葉を聴けば、心から嬉しいもの。
本当にそうせねばならない時
人は、物凄いものを試されます。
自分の力とか運命とか、精神みたいなものを。
生存本能か、心か、みたいなもの。
人知を超えた何か
ある人はあって、実は無い人の方が多い気がします。
奇跡を起こせる人は、そうそういません。
守るということを
試される時は
本当に惨い時なのだと思うのです。
いざというときに機敏に判断が出来るか不安です・・・。
わかってるんだけどな(T_T)
喧嘩したけど、仲直りしました。
職場も支援するチーム編成とかの話がありました。
治安の問題とか色々とあって色々大変な様です。
テレビで見てる私には義援金を送るしか出来ないのが、はがゆすです。
コアラ国は地震ありませんが何かあったら彼と彼の遺伝子を守ります。
自分の子供が生まれて初めて、自分の命よりも大切なものを実感できた・・・
自分の子供以外にそういう気持ちを抱ける人って、素晴らしいな、と思います。
でも、報道をみるにつけ、日本はまずお金を出し、調査チーム6人を送って二週間調査するんだって!!!二週間調査する前に、今、この時に、命がかかっている傷ついた人に何かする手立てを考えられないのかな?そういうことは他の国におまかせなのかな?自分がハイチに飛んでいけるわけでもないのに、言うだけは勝手だけれどね・・・
生きていくのが辛くないのかも?
と思うこともあるよね
その「いつか」に対する恐怖といったら、並じゃないです。
でも、なかなか来ませんね。
いつか来たとき、きっと
「ああしておけばよかった」「こうしておけばよかった」
なんて後悔しながら死んでいく気がします。
守りたい人を守れて死ねるなら後悔はないけど
多分、それもさせてもらえないんだろうな・・・・。
ほんと、炎上した車から自分だけ出て、「助けて!中に子供が」って母親、いましたよね。
いろいろありますさ、ひとえにはホント言えない。。。
いえないけどね、「へんなの」って思う。
方法なんかメチャあって、自分が生き長らえる恥と哀しみを思ったら
出来ない事なんか無いって思うんだ。。。
兄ちゃんがね、そう言ってたなぁ。。私の事。
嫁も出来たし、子もいるから、そりゃ無理よ、今は。
でもね、独身時代に、「結婚するまでは」って言っていたのを思い出します。
「それまでに、自分の身を守れるようになっておけ」
はいはい!です(笑
たぶん、守れます。。