Nicotto Town


ジュンチャン


安楽死


ジョンは、病気で入院している友人のハリスのお見舞いに行った。
「ハリス、どうなんだ?具合のほうは」
「う…。ぐ…」
体中のあちこちにチューブでつながれたハリスは、満足にしゃべることもできなかった。
「気の毒になぁ……。おい、息子さんに何か伝えたいことがあったら、この紙に書いてくれ。俺がちゃんと持って行くからな」
「ぐぅっ!!!」
「どうした!ハリス!どうした!」
彼は急いで走り書きしたかと思うと、急にぐったりし、そのまま帰らぬ人となってしまった。

――お通夜の日、ジョンはハリスの息子に会った。
「あんたに伝言はないかって聞いたら、ハリスは死ぬ1分前にこれを残した。よっぽどあんたに伝えたかったらしい」
「え……。これが僕への伝言ですか」
その紙にはこう書いてあった。



『酸素チューブから足をどけろ』

アバター
2024/04/06 14:22
((((;゚Д゚)))) 怖いやん!
アバター
2024/04/06 12:58
お〜〜
すごいにゃん!



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.