Nicotto Town



回顧


今週は重賞は全滅でトータルでも1つ引っ掛けただけでほぼ良い所なくマイナスで終了。展開を読み違えたのもあるけど京都・東京はバイアスの小さいフェアな高速馬場で狙うべき穴馬のタイプが明確になりにくかったし、福島は開催中雨の影響を受けへんかったのもあってか最後まで外有利に振り切れへんかった。もうちょっとクセが強い方がやりやすいんやけどね。

【マイラーズC】34.1-23.0-35.4=1.32.5 うーん・・・見返してみてもこのハイペースはちょっと予測は難しかったなと。展開としては出遅れたトゥードジボンがリカバリーした勢いのままハナへ。そこで息を入れられれば良かったけどセッションとエエヤンにガッツリ絡まれて坂の上りでもペースが落ちず、雨で多少時計の掛かる馬場を考えれば前に行った馬にとってはオーバーペース。結果的に中団から進めた3頭が併走状態で伸びて来て最後は持続力の差でソウルラッシュが差を広げて完勝。成長してるのは間違いないけど今回はお誂え向きの馬場と展開になったのは確か。速い脚を求められると良くないから高速府中の安田記念で狙いたいタイプではないけどメンバー的に去年よりはかなり楽になりそうなだけに安易に切るのも怖そうwセリフォスは太いとは思わんかったけど状態はもう一つ上げて来るやろうし今回はソウルラッシュに馬場や展開が向いたことや斤量差もあったからね。高速馬場適性はこっちの方が高いし本番での逆転の可能性は充分。ただ気性的に馬群の外やと掛かるから内枠は欲しい。ニホンピロキーフは展望で穴で挙げた馬やけど中距離中心に使われてきただけにこの速い流れでも対応できたのは収穫。トゥードジボンは先述したように出遅れてリカバリーしたけど絡まれて京都マイルらしからぬハイペースに巻き込まれたのが全て。

【フローラS】59.7-59.3=1.59.0 こっちはこっちで中盤ほぼ緩まずラスト3Fも11.6-11.6-11.8とミドルペースで決め手より総合力が求められるフローラSらしからぬ流れ。雨は多少降ったらしいけどこれだけ流れた割に時計面は平凡。桜花賞組に割って入るにはもうワンランクパフォーマンスを上げる必要はあるかなという印象。アドマイヤベルは中団外目追走やったけどコーナーで極端に外を回さず上手な競馬は出来たと思う。ギアの切り替えが早いタイプではないから流れは向いたかな。ラヴァンダは好位のインから直線下がってきた馬をやり過ごしてインからしぶとく伸びて2着。カニキュルは直線半ばで勝ち馬に並びかける勢いやったけど再度突き放されてクリスマスパレードを捕まえるのが精一杯。これまではそんな感じはせんかったけどそこまで使える脚は長くないんかな。後方から外回したのもあるやろうけどちょっと気になるポイントになりそう。バロネッサはスタートが今一つに加えて2コーナーの入り口で内に寄せてきたラヴァンダと接触してスイッチが入ったのか終始掛かり気味になり、鞍上が手綱を引いてジリジリと位置を落とす最悪の競馬。気性面や経験不足が敗因で能力分走れてへんのは間違いないけど、リスクを考えたら1番人気でも本命打ったのは失敗やった。

春天について血統の話を少し。京都外回りの春天はプリンスリーギフトを母系に持つサンデー系が勝ち切ってトニービンを持つサンデー系が2,3着によく来るのが定番で、近年はディープ系、ステイゴールド系、ハーツクライ産駒の独壇場。父非サンデー系の馬券絡みは13年の海外馬レッドカドーが最後で日本馬では12年のビートブラック、トーセンジョーダンが最後。今年は非サンデー系が人気の中心になりそうやけどどうなるか興味深い。





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