【ユニコーンS】今年はダート路線改革元年ということで去年まで東京ダート１６００で行われてたユニコーンSは京都ダート１９００に条件を変えて開催時期も移行。データも何もないし正直どうなるかはさっぱり読めへん。同条件の平安Sが近い時期にあるけど、GⅠ好走級の馬も出る古馬重賞がどれだけ参考になるか。血統ではエーピーインディ、ロベルト、ニジンスキーあたりが目立つ。コースの特徴としては１～２コーナーの角度は阪神ほどではないけどややきつめで向正面は上りに当たることで極端なハイペースにはなりにくく基本的には前有利。

ムルソーは前走１勝Cの勝ち時計は多少馬場の違いはあるけど翌日の古馬２勝Cより速く３勝Cとも０秒１差と優秀。ここでは能力上位は間違いないけどダートの２戦はどっちも楽逃げの形。ペースが上がっても問題ないか、逃げられへんかった時や砂を被ってどうかは全くの未知。母父エンパイアメーカーで淡白さを抱えててもおかしくない血統でもある。ミッキーファイトも前走１勝Cの勝ち時計は同日のリステッド師走Sと０秒５差で勝ちは大きい。これも能力上位は明らかやけど前走は外枠から馬群の外追走、新馬戦も水の浮く不良馬場で前に馬を置くような形ではなかったからまともに砂を被った経験はない。これも母父スペシャルウィークは臆病で揉まれ弱いタイプも多いから気になるところ。ラムジェットは短い距離で中団や後ろからの競馬をしてる分、速い流れや砂を被ったり馬群での競馬の経験はあるのは強み。ただ距離もそうやしコーナー４つのコースも初。適性に関しては全くの未知。カゼノランナーは初ダートやった前走未勝利戦の勝ち時計が同日の古馬２勝Cより０秒４速い優秀な内容。ただこれもムルソーと同じで速い流れになったり逃げられへんかったり砂を被ったりした時にどうなるかはわからん。この辺りは想定で人気になるのも納得の能力はあると思うし全滅ってことはないと思うけど、どれも経験値は浅いからね。枠の並びなんかも含めて期待値的に判断したい。あとは前走伏竜Sでは出遅れ⇒外ブン回しやったハーバーライト、前走１勝Cはまずまずやったマルシュロレーヌの半弟マルチャレアルを挙げときます。