Nicotto Town



ベンジャミン・ザンダーの「音楽と情熱」☆

仮想タウンでキラキラを集めました。

2022/03/29
キラキラ
集めた場所 個数
神社広場 3
教会広場 10

4択 天気の話 ☆


https://www.youtube.com/watch?v=r9LCwI5iErE

この動画が公開された日付が 2008/06/27 とあるので
かなり前の動画になるのですが・・

今までこんな有名な人物を知らず、動画も目にしてこなかったと言うことはタイミングが合ってなかったのでしょうね・・

ベンジャミン・ザンダー さんはイギリスの指揮者で、
現在はボストンフィルハーモニー管弦楽団とボストンフィルハーモニー青年管弦楽団の音楽監督を務めている人物。

先日たまたま彼のレッスン動画がフラッとおすすめに出てきて
みたことのないマスタークラス風景に、この人物って誰?と。

私もヨーロッパ時代に演奏者と指導者のマスタークラスを受けたことがあるのですが、普通ヴァイオリンやチェロの伴奏に、ここまで強引?に説明をする先生は見たことがなく、指揮者、の肩書きでなるほど、と思いました。

全体像が見えてるからソロ楽器だけでなく伴奏者とのコンビネーション
バランスにもいちゃもんがつけれるのですねw

そしてユーモアたっぷりで素人にもわかりやすい内容

私も子供の頃、指揮者って一切楽器を使わず、演奏者って言えるのかなあ?
と感じたことがあって・・

でも、色々学ぶうちにわかってきて、音楽全般の百科事典のように全てを把握していないと務まらない、音楽の現場監督、みたいな感じかもですね・・

師事していた先生だったかに聞いたお話で
実は演奏会では指揮者は必要ないんだよ。
本番前に全て仕事は終えてるからね・・

と言う話を聞いたことがあって、どう言うことなんだろう?と
不思議に思いましたが・・

色々知っていく上でわかってきたことは、
指揮者というのは自分の追求する音楽にオーケストラを近づけていく
作業をリハーサルとかで綿密にして、チューニングや強弱、そのほか
感情表現などのニュアンスも繰り返し指示を出し、自分のイメージ通りの
音楽を作り上げて本番に臨むわけで、
つまり本番前にはそれが出来上がっているわけです。

なので、テンポから何から、プロのオケであれば当然把握できちゃってるので
本番は指揮者なしでも指揮者の指示通りの演奏ができてしまう、という
ことになります。

なので、本番の指揮者はお飾りに近く、とはいっても本番でダメ出し
もあるわけなので、やっぱりいた方がいいのでしょうね・・w

カラヤンなどは音楽指導ばかりでなく、オペラで演技指導まで行っていたのは
有名な話ですが、チェリビダッケという指揮者はオケ泣かせで有名で
チューニングだけで何十回、リハーサルは逸話になるほどの回数で、
完成度の高い音を目指して鬼のように練習させたそうです。

指揮者ってピアノの名手が多いのですけど、
このベンジャミン・ザンダーのピアノも並のピアニスト以上の説得力のある演奏ですね・・

オケの全ての音やニュアンスの特徴が
わかっているだけに色彩豊かな演奏をするので、私は
指揮者のピアノ演奏がかなり好きかも。

NHKの指揮をしていたサヴァリッシュが古いインタビューでちらっとピアノを弾いた時の難しいフレーズなのに鼻歌で歌うようなデリケートなピアノの音色にかなり驚いたのを覚えています。

指揮者のピアノ演奏の特殊性に気づいたのはそれが最初でしたが
ピアノが上手いのは当たり前として、通常のピアニストとは表現の
幅がダンチで違いますね・・

ホロコーストから逃れてアメリカに亡命した波乱の
ユダヤ人ピアニストルービンシュタインの伝記を学生時代に読んだことがありますがあまりに破天荒でめちゃくちゃで面白い伝記でした。

ベンジャミン・ザンダーも顔の特徴からするとユダヤ系っぽい感じ・・
ユダヤ系の芸術センスは並外れて素晴らしいものがありますね・・
各分野での天才も多いし・・

ルービンシュタインのライバルだったホロビッツもユダヤ人でした・・

ベンジャミン・ザンダーのレクチャー最後のユダヤ少女の言葉が印象的
言葉って意図した通りに発するのは至難の技かも・・

言葉はいつも早すぎるか遅すぎてしまう・・
という
このレクチャーで前にどこかで聞いたセリフを思い出しました・・

アバター
2022/03/30 07:56
こえだ さん
昨日はお父様の命日だったのですね・・
幸せな思いで偲ばれるのはお父様にとっても嬉しいでしょうね^^

ユダヤ人少女のよう口をついで出た言葉で一生後悔するって
私もいくつかあります・・
気をつけていても言葉選びは今だに後悔先に立たず、ですけど心がけるだけでも随分違うかも・・^^
アバター
2022/03/29 23:48
面白くて、心に響く、公演?でした。
本当に、ユダヤ人少女の言葉を肝に銘じます。
今日は父が亡くなった日なので、ピアノを聞きながら、
父のことを思うことができて、幸せな気持ちになることができました。
あんなに優しい感じでほろほろと音が奏でられるものなのですね。素敵な演奏でした!
普段はクラッシックを聞かない大多数の人のうちの一人ですが、
音楽は癒されますね。
ところでシシルさん、昔読んだ本の人の名前まで、本当に良く覚えていらっしゃいますね。
いつもながら、感心します。



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