「契約の龍」(155)
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/03/02 01:32:11
クラウディアが手を盥に入れると、湯が手のひらほどの大きさの球体になる。それをクリスの頭の近くまで運ぶ。湯がクリスの額に触れると、吸い込まれるように頭を覆う。
「しばらく支えててね」
「しばらく、って…どのくらいですか?ずっとこの姿勢でいるのはちょっと、辛いんですけど」
「辛かっ...
ぶろぐ、の、ようなもの。
クラウディアが手を盥に入れると、湯が手のひらほどの大きさの球体になる。それをクリスの頭の近くまで運ぶ。湯がクリスの額に触れると、吸い込まれるように頭を覆う。
「しばらく支えててね」
「しばらく、って…どのくらいですか?ずっとこの姿勢でいるのはちょっと、辛いんですけど」
「辛かっ...
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……ああ、ニコガチャの呪いが…
風邪っぽいのも呪いのせいだ。きっと…
「お疲れさま。課題の提出だけにしては、ずいぶん時間がかかったね?」
薄暗い部屋のドアを開けたところで掛けられた声に、一瞬足が止まった。声や口調が、クリスのそれに酷似していたからだ。だが、薄暗い廊下を歩いてきた目には、クリスが依然、ベッドの上に横たわっているのが見える。むろん、声をかけてきたのは、...
「それよりも、先程の申し出は…」
「…申し出?」
「私の提示した情報は要求したものに適うでしょうか?」
「ふむ……結果次第じゃな」
「…そんな」
「考えてもみよ。そなたが差し出すものは、情報であろう?差し出したとてそなたは痛痒も感...
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ハッピーハート
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連敗中ですが、
ヒデ さんからヘアピン、
ぼーるがーど さんからカルタ、
をいただきました。
有難う御座います。
これにてひとまずコンプです。...