創作小説「本物を探して」4
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/08/08 01:08:35
「平行世界シリーズ」
本物を探して
第4話
侍女に案内(される振り)をされて広間へと入って行く。 顔合わせだけだから、思ったよりも人の数は少ない。でも重要な家臣などが一杯いる。 まるで品定めをするような雰囲気。その中で私は父王の隣の用意された席へと着いた。 それと同時に、コツコ...
ここは「あき☆元綵」(はじめあき)の気ままなプログです。
趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
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伝言板も「伝言板」のカテゴリーに作っておりますので、気楽にどうぞ♡
「平行世界シリーズ」
本物を探して
第4話
侍女に案内(される振り)をされて広間へと入って行く。 顔合わせだけだから、思ったよりも人の数は少ない。でも重要な家臣などが一杯いる。 まるで品定めをするような雰囲気。その中で私は父王の隣の用意された席へと着いた。 それと同時に、コツコ...
「平行世界シリーズ」
本物を探して
第3話
何も考えられない。 茫然と唇に触れる暖かさを感じ取っていた。 どれくらい立っただろうか。長いようにも短いようにも感じられたが、十秒程は確実にしていたと思う。 パニック状態の私を他所にコセは、「行ったようだな」と、呟いている。 彼は警備隊が来ようと...
「平行世界シリーズ」
本物を探して
第2話 そして、彼が私の横を通り過ぎようとして瞬間を狙って。 私は足を出して、引っ掛けさせて貰った。 意表をついた私の出方に、対応が遅れて、彼は半分見事に足につまずいた。見事には、こけなかったのよね。 体勢を整えて、すぐ走り出そうとし...
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第4話 クーデノムとマキセは約束の場所へ時間通りにやってきた。ルクウートの王宮側にある豪華な建物が立ち並んだ地域。祭典にやってくる各国の王貴族のために立てられた別荘…宿代わりだ。数日続く祭典の間は、いろんな屋敷が夜会を開き、騒いでいる...
「平行世界シリーズ」
本物を探して プロローグ ある日。父に呼ばれた。「隣の大国の第2王子と、婚約して...