豆君は
あれからずっと
歩き続けていた
歩いていることも忘れるくらいに
恍惚とした状態になっていた
豆君は
考えることも
忘れていた
ただ歩きつづけていた
崖があるのも気が付かず
崖からまっさかさま
崖の下は川
川の中に落ちる
急な流れに
身をまかせ
その先には滝
そのまま落ちて
滝つぼでぐるぐるま...
真実と事実と虚構と幻
豆君は
あれからずっと
歩き続けていた
歩いていることも忘れるくらいに
恍惚とした状態になっていた
豆君は
考えることも
忘れていた
ただ歩きつづけていた
崖があるのも気が付かず
崖からまっさかさま
崖の下は川
川の中に落ちる
急な流れに
身をまかせ
その先には滝
そのまま落ちて
滝つぼでぐるぐるま...
悪魔は
たわしをバケツに放り込んだまま
物置にしまいこんで
忘れてしまっていた
磨いたのは家の前だけ
あのときは
街中を
いや
世界中を磨いてやろう
と考えていた
そんな気持ちもすぐに薄れ
なにもしないで
過ごすことが多くなった
なんでおれは
生まれてきたんだろう
そんなことばかり考えていた
そんな...
悪魔は目が覚めた
時計を見たら
6時15分
朝か?
ガバッと起き上がり
外をみるが薄暗い
どうやらまだ夕方のようだ
落ち着いてテレビをつける
昨日買った
野菜やお肉で
回鍋肉を作った
残ったご飯と回鍋肉で夕食
お味噌汁も作ればよかったな
とひとりごと
フライパンや食器は
流しに放り込み
テレビを観な...
わたしは
あの悪魔の事が気になり
次の日
あの山まで飛んでいった
ばっさばっさと
大きな羽をはばたかせ
いつの間に生えたんだろう
この羽は・・・
そんなことを考えながら
眼下の景色を眺め
山にむかう
ようやく山が見えてきた
山の頂上には
小屋が置いてある
わたしは
警戒しながら
離れたところを旋回し...
見ることも
聞くことも
触ることも
嗅ぐことも
味わうことも
考えることも
すべてをゆだねることができたら・・・
誰かでも
何かでも
どこかでも
ないものに
すべてをゆだねて・・・
そうできたら
わかることがありそう
勤勉で
素直で
やさしく
ありますように
いまは
宇宙と共にある
ただそれだけ...