泣キ言バカリノ僕ガ言ウ。
- カテゴリ: 小説/詩
- 2011/02/27 08:40:22
いつまでも届かないのなら、
いっそのこと、諦めてしまおうか。
手を伸ばしても掴めないのなら、
石でも投げて、壊してしまおうか。
昨日より今日。
今日より明日の方が、もっと嫌い。
君が笑ってる。
君に未来があって
君が幸福なんだという、それだけの事実が。
この世界で哂ってる...
大人なんかきらいだ。だけどどうしよう。私、大人になっちゃった。
いつまでも届かないのなら、
いっそのこと、諦めてしまおうか。
手を伸ばしても掴めないのなら、
石でも投げて、壊してしまおうか。
昨日より今日。
今日より明日の方が、もっと嫌い。
君が笑ってる。
君に未来があって
君が幸福なんだという、それだけの事実が。
この世界で哂ってる...
なにもかもがくだらなく思えた夜。
遠くから黒猫の鳴き声が聞こえた。
何もかもを捨て去りたいと願った朝。
心からナニカの割れる音が響いた。
街の喧騒が一気に消え去り、
哀しみの音が空へと響く。
赦しの声はのどに引っかかり、
音になる頃にはすでに君はいない。
優しさの中で生...
嫌われたくないから。
「だから、他人に優しくします。」
そう呟いた、少女がいました。
一人になるのが寂しいから。
「でも、優しくしたら、他人が寄ってくるんだ。」
嬉しそうに話す、少年がいました。
必要とされていたいから。
「君がいてよかった、って、皆、そ...
いつまでも、立ち止まってちゃ駄目だ。
いつまでも、下を向いてちゃ駄目だ。
前を向いて、歩かなきゃ。
君と一緒に、笑わなきゃ。
そう思っていたはずなのに。
決心決めたはずだったのに。
この有様は、なんだろう?
今いる僕は、なぜだろう?
理想の自分と、違ってる。
虚像の自分...