2011.5.25.曇り空の夜
- カテゴリ: 日記
- 2011/05/26 05:32:18
吹き抜ける風が心地良い
夜の道
月も星も今夜は
雲の向こうで休んでいるけれど
気持ちと足取りが
同じように軽くなる
少しだけ贅沢な
穏やかな曇り空
吹き抜ける風が心地良い
夜の道
月も星も今夜は
雲の向こうで休んでいるけれど
気持ちと足取りが
同じように軽くなる
少しだけ贅沢な
穏やかな曇り空
ところどころに
水溜りが残る庭
拡がっていた雲は
何処へ行ったのか
照り返す木の葉が眩しい
肌寒いくらいの明け方を思うと
今照らしている穏やかな陽射しが
より心地よく感じられる
喜んだ子ども達が
長靴を履いて走り回る
雨上がりの午後のこと
雨が降って
お出かけは中止
それはとても残念だけれど
雨の日のお弁当も
それはそれで楽しいみたい
教室の給食じゃなくて
ホールで広げるお昼ごはん
みんなで
顔を見合わせて
それぞれのお家で込められた
優しさの詰まったおかずたち
「あげよっか」
「かえっこしよ」...
色合いの所為だろうか
薄暗い空の下で
木々の緑が蒼く見える
何かを待っているのだろうか
風の運ぶ雲の下で
じっと風を受けている
足元では
燕が低く飛び
小川では
蛙が鳴き始める
雨が近いのだろう
雲の色は段々と
灰色を濃くしている
不意に風が吹けば
...
出掛けようとしたら
毛並みがしゃがんでいた
階段の踊り場
近付くと上に逃げていく
どこから来たのだろう
降りられなくなったのか
悲しそうに鳴いている
そっと抱き上げると
緊張しているのが分かる
外に連れて行くと
跳び下りて走り出した