荒々しく車のドアを閉めて
あなたが部屋に入ってくる
どうしたの 悲しいことでもあったの
私は胸をひらいて
あなたを受け入れる
あなたの額にキスをする
鼻に 耳に そして口づけ
あなたはシャツのボタンを素早く外し
私のワンピースのファスナーをおろし
私に襲いかかる
二人床の上で
あなたは狼に豹変する
...
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荒々しく車のドアを閉めて
あなたが部屋に入ってくる
どうしたの 悲しいことでもあったの
私は胸をひらいて
あなたを受け入れる
あなたの額にキスをする
鼻に 耳に そして口づけ
あなたはシャツのボタンを素早く外し
私のワンピースのファスナーをおろし
私に襲いかかる
二人床の上で
あなたは狼に豹変する
...
真夜中のホテルで
一人シャワーを浴びる
あなたが口づけした
この唇 この胸
あなたの骨太の指が辿ったあとを
そっと指でなでてみる
一晩の邂逅に
うねらせたこの身
あなたの薬指のリングが
冷たく感じられた
許されない愛の行方も知らず
悦楽にただ身を任せる
一人残されたみじめさも
捕まえておけない悲しさ...
満月の夜に
変身する二人
皮のソファが生温かい
指と指を重ね合わせて
互いの魂が行きかう
そして熱い口づけを
カーテンを身にまとい
はしゃぐ私
追いかけるあなた
皮のソファが生温かい
満月に身をささげ
狼になっていく二人
Mark & CarL
部屋の明かりを落として
あなたの影だけが見える
窓際に立ち
そっとカーテンを閉める
あなたは後ろから抱き締めて
耳元にキスをする
手探りでボタンをはずし
するすると服が床に落ちる
私もあなたのボタンをはずし
広い胸に顔をうずめる
あとはもう堕ちていくだけ
あなたの息と汗のにおい
あなたの唇でわたしを...
高原のホテル
小鳥のさえずりで目を覚ます
あなたあはまだ眠りの中
そっとベッドから抜け出す
熱いシャワーを浴びながら
昨夜のことを想い返す
あれは夢だったのか
いや 夢なんかじゃない
あなたとわたしはやっとひとつになった
あなたの中にするりと入り
あなたに抱かれたまま
ふたり熱く燃えた
心地よい疲れ...