2011.8.30.模様替え
- カテゴリ: 日記
- 2011/08/31 19:32:56
厚紙を切って
型をとり
画用紙と
フェルトを切り抜いた
去年拾ったドングリを
今年の写真にそっと添え
先取るには早いかな
次の景色を描き出す
間もなく迎える新学期
どんな顔して来るのかな
子どもの姿を思いつつ
願いを込めて張り替えて
夏の終わりに出来上が...
厚紙を切って
型をとり
画用紙と
フェルトを切り抜いた
去年拾ったドングリを
今年の写真にそっと添え
先取るには早いかな
次の景色を描き出す
間もなく迎える新学期
どんな顔して来るのかな
子どもの姿を思いつつ
願いを込めて張り替えて
夏の終わりに出来上が...
蚊を掃いつつ
汗を吹き
ザクザク鳴らす
鎌の音
朝の冷気が掃われて
空の陽射しが強まる頃に
足元の土が
ようやく見える
勢いの良い草達と
畑に根を挿す作物と
どうにか上手く
お互いに
棲み分けられないものだろう
勝手な理屈を並べる傍で
草むら求めて次...
町に向かう
田舎の駅
発車を待つ
旅行客
沢山の
荷物を抱え
お喋りを
楽しむ
降りてくる
乗客は
この町を
楽しみに
駅で待つ
人々は
土産話を
楽しみに
いっときを
行き交う
見も知らぬ
旅人の
互いの記憶に残る
同じ時間
...
朝日には少し早く
冷気の漂う道
眼下を走る川は
雲海に包まれ
荒々しい岩々が
その隙間に垣間見える
行く先を見上げれば
早朝の山々
全身に霞を蓄え
厳かな印象を与える
入道雲が聳えれば
まだまだ夏だと知らされる
葉っぱはまだまだ色付かないし
吹く風にはまだ熱がある
けれどもそっと草むらに
跳ねる小さな姿を見たら
優しく流れる彼らの歌に
耳を済ませた夜を思い
徐々に近付く次の季節に
そっと思いを巡らせる