嫌いな君は、いつもとなりに。
- カテゴリ: 小説/詩
- 2011/08/20 11:37:28
「どうでもいいか」と吐き捨てて
自分の気持ちに蓋をする
「どうでもいいよ」と投げ捨てて
誤魔化す言葉が宙を舞う
哀しいことばかりの君の人生
ヤなことまみれの僕の生き様
どっちがいいかなんて知らないけれど、
どっちが駄目かなんて比べないけど、
きっとおんなじようなもの
僕の気持...
大人なんかきらいだ。だけどどうしよう。私、大人になっちゃった。
「どうでもいいか」と吐き捨てて
自分の気持ちに蓋をする
「どうでもいいよ」と投げ捨てて
誤魔化す言葉が宙を舞う
哀しいことばかりの君の人生
ヤなことまみれの僕の生き様
どっちがいいかなんて知らないけれど、
どっちが駄目かなんて比べないけど、
きっとおんなじようなもの
僕の気持...
夏祭りのチープなお化け屋敷。
君と二人で入ったね。
色違いの浴衣と私より大きな後姿。
知らない人達のやるお化け。
本当にくらい闇の中。
怖がりな私の手を君は握ってくれた。
大丈夫だよって耳元で囁いてくれた。
君だって怖いくせに、私に笑いかけて
安心させようとしてくれた。
そ...
哀しいほど醜くて。
切ないほど美しい。
そんな世界に生まれてしまった僕達は。
どう足掻いても、
この暗闇からは抜け出せるはずないのに。
この世界から抜け出したい。
この世界から抜け出せない。
狂おしいほど変わらない、
変わってくれない世界の真理。
無茶苦茶にしてやり...