好き(私)×嫌い(彼女)シンドローム。【短編】
- カテゴリ: 自作小説
- 2011/09/18 17:06:25
「めんどい」
彼女はまたそう言って、笑った。
「どうして?」
そう訊くと、彼女は、また笑う。
「だってめんどいじゃん」
ぜーんぶね。
***
彼女とは保健室で知り合った。
「ねぇ、友達にならない?」
初対面の私に、いきなりそう言ってきた。
「仮病で来たんでしょ?」
...
未来日記所有者14thの日記。
その日の出来事が「全て」小説のように綴られている。
しかし一日一回しか未来が更新されないので、大まかな事しか解らず精密さに欠けイレギュラーに弱い。
「めんどい」
彼女はまたそう言って、笑った。
「どうして?」
そう訊くと、彼女は、また笑う。
「だってめんどいじゃん」
ぜーんぶね。
***
彼女とは保健室で知り合った。
「ねぇ、友達にならない?」
初対面の私に、いきなりそう言ってきた。
「仮病で来たんでしょ?」
...
えっと、例の"夕焼け交差点"のサークルの案内人(女の子)のイメージです。
説明しにくかった上に、ニコタのアイテムが驚くほどイメージとピッタリだったので調子に乗って作ってみました♬
案内人ということで、燭台。
そして分厚い本。名前書き込んであるハズです。←
あと寒くも無...
メンバー大募集中です!
是非広場からもお立ち寄りください❀
――此処は、"夕焼け交差点"。
人生に立ち止まり、未来を見るのが怖くて、夢が覚める事を恐れる者達が迷い込む場所。
永遠に輝き続ける夕日が、地平線から半分だけ顔を出しそんな哀れな者達を見つめる。
此処では時...
―――彼方は生きている意味について考えた事はありますか?
意味なんて無い。
ただ生きてさえいれば、いつか死ぬ日が来る。
いつか死ぬ事が生きている意味。
そんな下らない事を考える。
それが人間。
哀れな生存競争の中で自殺する、弱い生き物。
自ら命を絶とうとする、醜く歪んだイキモノ。
それが人間。...
―――彼方は、死にたいと思ったことはありませんか?
「…」
駅のホーム。
誰も居ない、駅のホーム。
黄色い線を越えて、見つめる先は。
――パァァァァァァン
走り抜ける電車。
猛スピードで私の視界を多い尽くす、窓、窓、窓。
私の髪を舞い上げ、スカートをひらめかせ...