2011.12.6.金のイチョウ
- カテゴリ: 日記
- 2011/12/07 06:24:54
暮れる日の様に
風景は冬の色に
雲が覆う空は
灰色を増して
大地を覆う木の葉が
土の色に移り行けば
時が流れる程に
寒さを予感する
枝葉の目立つ中
金色に聳えては
目を惹く公孫樹の
陽光にも似た輝き
冬の大地を温めるのは
葉に秘められた太陽か
時折その身...
暮れる日の様に
風景は冬の色に
雲が覆う空は
灰色を増して
大地を覆う木の葉が
土の色に移り行けば
時が流れる程に
寒さを予感する
枝葉の目立つ中
金色に聳えては
目を惹く公孫樹の
陽光にも似た輝き
冬の大地を温めるのは
葉に秘められた太陽か
時折その身...
夕焼けは
いつしか遥かに
月の明かりは
雲の向こうに
漆黒の満ちる
夜道には
冷たい風が
吹き抜ける
煌きに気付けば
それは瞬き
星座を描いて
静かに浮かぶ
掃われた
雲のあと
小さな光
静寂の道標
光に気付いて
カーテンを開ける
朝日が飛び込んで
辺りを暖かい色に染め
見渡す風景を
鮮やかに照らす
曇りの日々には
灰色に見えて
照らされれば
色合いを浮かべ
新鮮な雰囲気で
辺りを包み込む
光と共に
始まりを迎える
慣れ親しんだ絵本を
帰り道に読み返す
原作のある映画は
解釈が興味深い
ストーリーは勿論のこと
細かな演出を見れば
原作者のこだわりを
分かって作っていると分かる
違いを見つけるのも
また楽しく
そう解釈したのかと
妙に感心して
監督の遊び心に
また一...
届いた荷物を
解いて分ける
暖気を呟く
ストーブと
隙間を渡る
風の窓辺で
写真を整理
するように
並べたカードを
切っては貼って
暮れ行く年の
行事の日々に
そっと静かに
思いを馳せた
静かなひととき
柔らかな微笑み