2012.1.20.埃を払って
- カテゴリ: テレビ
- 2012/01/21 07:45:05
ふと気が付いて
雑巾を取りに行く
普段は点ける事の無い
速報を知るためのテレビ
幼い頃には
留守番の相手で
大人になるにつれて
見ることがなくなったもの
人形劇
生き物の暮らし
工作に音楽
ふと思い返す
懐かしい時間
曇りが晴れれば
記憶が甦る
ふと気が付いて
雑巾を取りに行く
普段は点ける事の無い
速報を知るためのテレビ
幼い頃には
留守番の相手で
大人になるにつれて
見ることがなくなったもの
人形劇
生き物の暮らし
工作に音楽
ふと思い返す
懐かしい時間
曇りが晴れれば
記憶が甦る
空に赤みが射す
足元の赤は力強く
高まるにつれて白みを増し
夜との境目で
柔らかに青さへと変わる
深い紺色から
澄んだ水色へ
浮かぶ雲は
双方の光を受けて
間逆の色を
その身に携え
どこか澄ましたように
真昼へと渡ってゆく
暮らしが忙しない時は
自分のことで手一杯
鍵を開けたり掃除をしたり
土台のことさえもどかしい
こころに余裕のあるときは
周りのことがよく見えて
頼まれごとでもないけれど
少し手間隙かけてみる
誰がやっても良いことを
気付いた時に気軽に出来て
「やってくれたの?あ...
電気を消して
明かりに気付く
すっかり暗いと思っていたら
意外と明るい窓の外
西に隠れたお日様の
残した光に染まってく
風になびいてたゆたう雲の
帯に連なる縞模様
いつもと変わらぬこの風景が
変わらぬ明日になるように
少し遅めの夕焼け空に
そっと祈りを載せる...
贈る言葉を考えて
原稿用紙とにらめっこ
書き始めるには早いけど
考えるには遅いくらい
積み重なった
毎日の
くるくる変わる
顔つきに
いつの間にと
驚かされる
大きくなった
子ども達
過ぎる思いの
形を捉え
浮かぶ言葉を
書き留める