2012.1.6.粉雪
- カテゴリ: 日記
- 2012/01/07 09:54:04
思いがけずふわりと
白いものが空から舞った
枝を伸ばした木々が
足元の朝日に映える
静寂の満ちる
しんとした大気の中に
ふわりふわりと舞えば
止まって見えた風景の
優しい鼓動が聞こえるよう
姿を見失う頃
心は陽光の中へ
冷気と暖気の中の
ひとときの舞う姿
思いがけずふわりと
白いものが空から舞った
枝を伸ばした木々が
足元の朝日に映える
静寂の満ちる
しんとした大気の中に
ふわりふわりと舞えば
止まって見えた風景の
優しい鼓動が聞こえるよう
姿を見失う頃
心は陽光の中へ
冷気と暖気の中の
ひとときの舞う姿
青空は
いつしか淡く
次第に
西に傾けば
東は紺に
染まり行き
窓際の
裾の光を辿るなら
白く広がる
輝きを知る
暮れ行く街の
静けさの
帳を照らす
優しい明かり
明け方の曇り空は
時の流れと共に
風の気紛れだろう
いつの間にか開かれた
雪の便りも聞かれた
冷え込みの朝も
日中は青く
却ってどこか暖かい
年末年始の
短い冬の
団欒を後にする
穏やかな帰り道
過去に触れ
懐かしみ
遥かな空に
未来への
思いを...
お節もそろそろ片付いて
台所に立つ家族
生地を濡らしたその中に
刻んだ野菜を練り込んで
包んで焼いた
だけだけれど
何だか久し振りだねと
ほっこり囲う食卓が
温かい空気に
包まれる
賑やかなニュースが
団欒を引き立てる
中継の初詣
初笑いの賑わい
片隅にそっと
忘れ難い特集
始まる未来への
希望と願いを込めて
祈りと共に
歩み始める