2012.5.5.笑い声
- カテゴリ: 日記
- 2012/05/06 09:49:31
朗らかに立ち上り
風の様に舞って
明るい陽射しの中を
休み無く行き交う
若葉が色の濃さを増し
せせらぎが心地よく響く
端午の節句の午後の日中の
帰省客かな賑やかに
一時の安らぎが
辺りを渡って染みてゆく
朗らかに立ち上り
風の様に舞って
明るい陽射しの中を
休み無く行き交う
若葉が色の濃さを増し
せせらぎが心地よく響く
端午の節句の午後の日中の
帰省客かな賑やかに
一時の安らぎが
辺りを渡って染みてゆく
白い紙に
黒い線
生き生きとした人物が
作者の込めた思いを乗せて
所狭しと駆け回る
どこからやってくるのだろう
同じ空気を吸いながら
誰もが違う世界を見てて
思い思いの形をとって
描き出されるメッセージ
二人と居ないそれぞれの
願い広がる一ページ
窓の隙間から
不意に音が飛び込んだ
いつの間にか
雲が拡がっている
風はいつだって
少しどこか気紛れで
当たり前のように
雰囲気を変えて行く
予報通りの雨が
足音を忍ばせて
すっかり日の落ちた
風景を湿らせる
不意に
耳に届く音
繰り返す鳴き声は
少し早めの
夏を思わせる
蛙たちの宴
春の香りは
記憶の彼方
すっかり夏の
色を乗せ
散らした花も
草葉の影に
青い若葉が
茂り来る
広がる空を
包むよに
見上げる枝葉が
世界を染める