2012.8.26.朝の冷気
- カテゴリ: 日記
- 2012/08/27 04:51:02
ふっと
目をさます
深呼吸の
冷たい空気
仄かに漂う
明け方の香り
耳に届く静寂が
移った季節を語る
全身を包み
心を透き通らせる
ふっと
目をさます
深呼吸の
冷たい空気
仄かに漂う
明け方の香り
耳に届く静寂が
移った季節を語る
全身を包み
心を透き通らせる
リーリーリーリー
冷気の宵入り
鳴き声合唱
草葉の陰に
祭る街路に誘われて
灯りの下へと歩み出す
そっと手のひら
差しのべて
慌てるコオロギ
包んで出せば
歌声響く野の草の
舞台に帰り
歌い出す
明け方にはアサガオ
爽やかな姿を
目覚めに届ける
観察日記は
何処へいっただろうか
クレパスで塗り込んだ
幼い絵画
スイカの種を飛ばし
ヘチマに手を伸ばし
日暮れには花火
ロウソクが揺れて
佇めば思い出す
...
風に吹かれて
サヤサヤざわざわ
真白い雲を
頭上に渡らせ
青い色した流れる空を
ゆっくりゆったり眺めてる
時の流れを遥かにおいて
心遊ばす優美な姿
夕焼け空に
誘われて
ヒグラシじんわり
鳴き出した
優しい風が
渡るとき
桃色雲は
夢のなか
散歩の猫が
ごろりと寝れば
向こうにお日様
見送って
秋の虫の音
携えた
夜の帳が...