2012.8.30.そらのきいろ
- カテゴリ: 日記
- 2012/08/31 05:13:51
深い紺色が
一瞬瞬いた
それは雷
遠くの空から
光で知らせてる
雲の切れ間に
ぽっかり浮かんで
それは月
光の輪を
空に滲ませる
ぴかりと瞬いたり
じいっと照らしたり
見上げて見るたび
違った光
深い紺色が
一瞬瞬いた
それは雷
遠くの空から
光で知らせてる
雲の切れ間に
ぽっかり浮かんで
それは月
光の輪を
空に滲ませる
ぴかりと瞬いたり
じいっと照らしたり
見上げて見るたび
違った光
歌声の虫たちも
草かげに隠れたろうか
音をすっかり掻き消して
辺りをすっかり濡らしてく
どうどうざあざあ
俄な賑わい
寝入りの大地に潤い届け
秋の息吹を誘い出す
雲が覆えば
涼が吹き抜け
カサリと動く
根元の木の葉
夕日の空も
綺麗だけれど
心地良さでは
負けてはいない
ふわりと一日
振り替える
人の行き交う
帰り道
夜半からの
優しい歌の
深き紺の
空は何処
真っ赤に燃えて
混ざり合わんと
揺らめきの
光で告げる
姿を現す
少し前の
迫力に満ちた
夜明けの招者