さようならって・・・
- カテゴリ: 小説/詩
- 2012/09/30 00:50:57
さようならって
あなたは逝ってしまったけど・・・
目をつぶった・・・
あなたが浮かんだ
青い空を見た
あなたの後姿がみえた
風が吹いた
あなたをさらっていった冷たい風が
今も残っている温もりは
愛の小さなかけらなのでしょうか
目をつぶった
あなたの声が聞こえた
白い雲を見た
あなたが後...
さようならって
あなたは逝ってしまったけど・・・
目をつぶった・・・
あなたが浮かんだ
青い空を見た
あなたの後姿がみえた
風が吹いた
あなたをさらっていった冷たい風が
今も残っている温もりは
愛の小さなかけらなのでしょうか
目をつぶった
あなたの声が聞こえた
白い雲を見た
あなたが後...
口の空いたままになっていたショルダーバッグ
見ると黄色い落ち葉が一枚隠れています
よく見ると何やら文字が・・・
どうやら秋からの便りのようです
招待状
お久しぶりです〇〇様
また今年もよろしくお願いいたします
今度の満月の夜9時から
裏のお山で宴を催したく存じます
心地よい風と虫のオーケ...
本物の時計
それは私を変えてくれる
世界にひとつしかない大切な時計
長針が私を励まし
短針が背中を押してくれる
苦しいときも笑顔の時も
いつも一緒に時を刻んでくれる
本物の時計
それはそれは大切な時計
世界に一つしかない宝物
秒針が一緒に踊ってくれる
アラームが一緒に歌ってくれる
哀し...
雷さん落ちた
雷さん落ちた
空から落ちた
何処へ落ちた
井戸の中
見つけた見つけた
冷えてるスイカ
頂きますって
パクパク食べた
美味しい美味しい
甘い甘いってパクパク食べた
種を飛ばした
マシンガンみたいだ
ぷっぷくぷぺ
ぷっぷくぷぺ
井戸の中から打ち上げ花火
スイカの種の打ち上げ...
蝉の鳴き声は
いつも寂しい
耳をふさぐ目の前で
あえぐ夏の強い影の中に浸み込んでいく
それにしても
あの澄み渡った青空はいったい何だろう
軽やかなリズムの中
白い雲が流れていく
蝉の鳴き声は
いつも寂しい
手を伸ばして青い空に浸け
泳ぐ雲をつかんでみたい
あなたは自由だ
何処へでも行ける...