2012.10.25.仄かに
- カテゴリ: 日記
- 2012/10/26 05:58:14
夜明けは
長くゆっくりと
段々に柔らかに
町の目覚めを誘う
川沿いの並木に
赤や黄の葉を見つける頃
漂ってくる
それは金木犀
眠りから覚めて
香りを漂わせ
せせらぎと共に
風景を彩り
和やかな雰囲気を
仄かに誘い出す
夜明けは
長くゆっくりと
段々に柔らかに
町の目覚めを誘う
川沿いの並木に
赤や黄の葉を見つける頃
漂ってくる
それは金木犀
眠りから覚めて
香りを漂わせ
せせらぎと共に
風景を彩り
和やかな雰囲気を
仄かに誘い出す
いつまでも続いた
暑さの日々
繰り返す雨を迎えて
ほっと一息
青々と茂らせていた葉が
ようやく色付けば
いよいよ冬の支度かと
木々に思いを寄せる
冷気をまとった薄暗さ
耳を澄ませばぱらぱらり
傘を開いて歩みを進め
静かな朝の道を行く
夜明けを招く太陽に
代わって抜ける秋の風
僅かに含んだ湿り気に
ゆっくり目覚めを誘われる
日の出を待てば
ゆっくり
予定を組めば
せわしく
それでいて時が
変わらずに流れても
雄大な青さは
安らぎを運ぶよう
見上げて包まれて
心地よく共に歩む
夜明けには冷気
日陰では肌寒い
日中のお散歩
日当たりの良い場所で
ふんわりと心地よく
暖かに包まれる
遥かに風景を
瞳に映しながら
ゆっくりと進める
一つ一つの歩み