2012.10.5.真昼の庭
- カテゴリ: スポーツ
- 2012/10/06 06:56:17
お昼の後は
飛び出した
帽子を被って
一目散
せんせいみててと
一輪車
草の実つぶして
色水できた
朝の元気に輪をかけて
賑やかに舞う
秋空に声
お昼の後は
飛び出した
帽子を被って
一目散
せんせいみててと
一輪車
草の実つぶして
色水できた
朝の元気に輪をかけて
賑やかに舞う
秋空に声
じんわり滲むように
柔らかに染めゆく
段々に白み
薄墨の朱と青
上下に挟み込んで
やがて刻を知らせる
水面を揺らす
影は鯉
悠々泳いで
ご機嫌如何?
川面にそっと
忍び足
青鷺さんは
何見てる?
夜明けの日差しを
眩しく受けて
煌めきの中に
溶け込めば
横切る烏の羽根さえも
一緒にな...
夜通しの歌
窓の向こう
冷気の風は
何語る
朱が差して
雲の波間に
段々に
眩さ増して
揺らめきは
命を照らす
過ぎ去った
大きな風は
すっかりと
洗い去った
遮るものは
まるで無く
煌々と灯る
まん丸な月
見上げたら
照らされて
吸い込まれ
浮かんでく