「十円分のしあわせ」
- カテゴリ: 30代以上
- 2012/10/31 12:40:28
「なんだろう」
妖精が、公園で百円玉を見つけました。
「キラキラしてすごく綺麗」
きっと宝物に違いない。
そう思った妖精は、仲間達に見せるためるために百円玉を運ぼうとします。
「うんしょ。うんしょ。宝物だけあって、重いよ~」
苦労して運んでいると
「何をしているんだい」
上の方から声がしま...
一期の出会いを大切に
(#^.^#)
「なんだろう」
妖精が、公園で百円玉を見つけました。
「キラキラしてすごく綺麗」
きっと宝物に違いない。
そう思った妖精は、仲間達に見せるためるために百円玉を運ぼうとします。
「うんしょ。うんしょ。宝物だけあって、重いよ~」
苦労して運んでいると
「何をしているんだい」
上の方から声がしま...
さて、昨日、お台所の妖精さん達のことを書きましたが
あの方達にお引き取り願う、画期的な方法を思いつきました。
その前に・・・
「天使の分け前」ってご存じですか?
そう!
ワインとかを熟成させる時に、減ってしまう分のことですね。
自慢のお酒を、いつも見守ってくれる天使さん達にもお裾分け♪
そんな優し...
夜明け前の街
雨音に包まれた世界
聞き慣れた音
でもそれはきっと新しい音なんだろう
そんなことを思いながら
カーテンの隙間からそっと覗いてみる
真っ暗な世界に
降り続く雨
街灯に照らされた木々をたたくいくつもの雨粒
いつかも見た景色
窓から差しだした手をぬらす雨粒が
たった一度...
青い月の夜。
半分だけのお月様に照らされた鉄塔に、一羽のうさぎが腰掛けていました。
「うさぎさん、何を見ているの?」
いつの間にか、うさぎの隣に腰掛けていた少女が問いかけます。
「舟を待っているのさ」
うさぎが答えます。
「ふね?」
「そうさ。こんな夜は、お月様の半分が舟になって、迎えに来...