すっきりんクロニクル第2章BARプッチーニ(3)
- カテゴリ: 自作小説
- 2012/11/29 23:44:33
ゲームは見ごたえがあった。ローマが先行して3点ゴール。そのうち2点はKENJIだ。スタンドはそりゃ沸いたさ。でも、後半、Schalkeが2点入れてきた。アウェーであそこまで出来るってすごいよね。なんてKIRIと話していたんだ。 でも、そのあともSchalkeが優勢で...
まあ、日々思うところをブログにつけてみましょうか。疲れない程度にね。
ゲームは見ごたえがあった。ローマが先行して3点ゴール。そのうち2点はKENJIだ。スタンドはそりゃ沸いたさ。でも、後半、Schalkeが2点入れてきた。アウェーであそこまで出来るってすごいよね。なんてKIRIと話していたんだ。 でも、そのあともSchalkeが優勢で...
ほら。そこの写真。その写真の彼の横に立っている髪の短い女の子がKIRIだ。 可愛いだろ? KENJIは顔も良かったしKIRIが言うにはTaakakurre Kenていう奴 に似ているらしい。さらにスーパースターだからね。本当にもてた。もてた。もー、あの隣に住んでいる伊達男Q...
「すっきりんクロニクル第2章 BARプッチーニ&ヴェルディにて」 え。なぜ今日は片づけしているかって? 今日でこの店を閉めるのさ。これで全部終わり。 イタリアの最近の不景気のせいかって? 違う。違うよ。 私も歳をとってマスター業もつらくな...
金沢の狭い路地に粉雪が降り始めた。 白くなっていく路面を着物姿の白人女性が見つめている。 店の戸がすっとわずかな音を立てて開き、白い割烹着を着た男が出てきた。 黙って雪の舞う空を仰ぎ見る。 「アスタナーシャ もう入ろう。」 高倉賢がしばらくたっ...
秋が過ぎて冬が来た。
「少しでも、世界の果てに近づこう!」 すっきりんは旅に出た。
いつもの赤いコートを羽織り、電車に乗った。 向かう先は決まっていなかったが、雪の舞う日本海が見たかった。
特急しらさぎを降りると古風な金沢の街を歩いた。
狭い路地を入ると古民家が借...