Nicotto Town



黒猫目日記43 (タウンイベント 天使のテンコ)

今日も山に行ってみた。新雪に覆われた山の清々しい空気や木々は故郷を思い出させ里心を抱かせる。
物思いにふけっておるといつの間にか小さな子供があとに付いてきていた。
迷子だろうか。かわいそうに、この寒空に薄物一つをまとっただけで飛んでいる。ん?飛んでいる?
どわっ!飛んでいるではないか!なんと背中に羽...

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黒猫目日記42

街の雑貨屋で雪下駄を見つけた。こちらではスキー板と申すらしい。里で使うておったものよりいくらか長めではあるが用途は同じじゃろう。

神社の脇の坂道を登った先は山になっておって良い具合に雪が積もっておる。久しぶりにひと滑りいたそう。
雪山をえっちらおっちら登っておると人が縄にぶら下がって登って往くでは...

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黒猫目日記41

そろそろ野良使い魔を放してやろうと思うたが、野良の奴もう傷は治ったであろうと聞くとふるふると首を振りわざと翼を引きずって見せる。
茶太郎にちょっかいを出されておる時は元気に飛んで逃げ回っておると言うに。
傷が癒えるまでと言っておったのにどうやらここに居座るつもりらしい。
人並み以上に食う奴らが2匹も...

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黒猫目日記番外7

どう云う訳か其れがしは動物に好かれる。
里におる時も狐やら猪にやたらと懐かれておった。野猿が木の実や茸を持ってきたり獺が魚を運んできたりと他の人間には近寄らぬ獣どもが其れがしには寄ってきた。
おじじ様は、獣どもはお前に恋しておると笑って言っておられたが獣に恋されても仕方がないではないか。
熊に抱きつ...

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黒猫目日記40 (レア魚 サンタの靴下)

使い魔どもが魚、魚とうるさいので仕方なく釣りに出かけた。まったく鹿のお仲間のトナカイが魚を食うか?自分たちが食いたいだけであろうが。ともあれ従者を養ってやらねばならぬのが主の定め沢山釣って干物にでもしておこう。

釣り堀の熊の夫婦に挨拶を済ませ竿を投げ入れたところ、なんと靴下が引っかかってきた。
長...

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