2012.12.10.白光
- カテゴリ: 日記
- 2012/12/11 05:32:03
灰色から舞い降りて
しんしんと降り積もり
辺りをすっかりと
一色に埋め尽くす
待ちわびた太陽が
忘れた頃に照らせば
それは眩しいほどの
混じりけのない世界
灰色から舞い降りて
しんしんと降り積もり
辺りをすっかりと
一色に埋め尽くす
待ちわびた太陽が
忘れた頃に照らせば
それは眩しいほどの
混じりけのない世界
ちらちら
陽射しに舞う
煌めき仄かに
風の届ける
冬の便りは
どこか気紛れ
吹いては舞い
光にとけて
景色を覆い
冷気を満たす
ひゅうひゅう
ひゅうひゅう
冷たく吹いて
びゅうびゅう
びゅうびゅう
雲払う
秋の名残の
高い空
駆けて巡って
整えて
冬の使いを
待つばかり
小さな口から
白い息
元気に駆ける
子ども達
初めて付ける
手袋が
嬉しい笑顔を
呼んできた
ちょっぴり着ぶくれ
丸々と
上着にセーター
長ズボン
送り迎えの愛情で
朝の冷気を凌いだら
...
並んだ楽譜
分かれたパート
慣れない譜面と
にらめっこ
歌のメロディー
口ずさんで
曲の繋がり
人繋ぐ