海とコンビナートの見える喫茶店(後編)
- カテゴリ: 自作小説
- 2013/01/30 22:16:58
(前編からの続き)
僕と渡部先生は店の中に入ると、海と石油コンビナートがよく見える窓際の
テーブルに向かい合って座った。
渡部先生が上着を脱いだ時にスリムな体型にぴったりとしたセーターから
胸の形がはっきりして僕は少しドキッとした。
ウエイトレスが注文を取りに来て、二人ともホットコーヒ...
(前編からの続き)
僕と渡部先生は店の中に入ると、海と石油コンビナートがよく見える窓際の
テーブルに向かい合って座った。
渡部先生が上着を脱いだ時にスリムな体型にぴったりとしたセーターから
胸の形がはっきりして僕は少しドキッとした。
ウエイトレスが注文を取りに来て、二人ともホットコーヒ...
本屋を出て商店街のアーケードを抜けると、どんよりと曇った12月中旬の灰色の空は
見上げるだけで、何だか寒々しかった。
小学4年生の僕が東京から数百キロ離れたこの海沿いの小さな町に転校して来て
2ヶ月が過ぎて、学校はもうすぐ冬休みに入る。
日曜日の午後、僕は一人で町をあてもなくぶらぶらしていた。
...
6月頃、書いた「真夜中のゲーム」とか言うのは、夢で見た事を元にして
書いたので、はじめそのまんま(夢の記述)と言うタイトルをつけていた。
で、最近見た変な夢
僕は山陰のある町の駅にいる。
たぶん、鳥取だろう。
そこが山陰で鳥取だろうと言うのは、夢の中の僕がそう感じたから
そういう事になってい...
我輩は猫なので寝転んでいる。
ふと見ると、目の前をアリがありのままの姿で畳の上を動いている。
その時、僕の飼い主の母親が突然、笑った。
「ハッハ・・・」
それを僕の飼い主の父親がたしなめた。
「チッチ・・・」
その時、僕の飼い主の女の子の胸元にバッタが飛んできて、飼い主の顔が
こわばった...
その日、指定○○団の新年会がある。
記念撮影すると何かいろいろ写っている。
脱衣場と浴場が数キロ離れている。
すぐ隣が化学工場で湯が変な匂いがする。
男湯なのにウィンクされたり、色目を使われる。
混浴で若い女の子達が僕の裸を見ていきなり吹き出す。
どうも湯の中に何かがいる。
通りに面...