2013.2.7.来訪者
- カテゴリ: 日記
- 2013/02/08 05:43:54
見慣れた町の
川沿いの
並木の向こうの
鳥の影
水辺に集う
その数が
今朝はいつもと
違ってる
姿形の
似た水鳥の
今日は新たな
お客さま
見慣れた町の
川沿いの
並木の向こうの
鳥の影
水辺に集う
その数が
今朝はいつもと
違ってる
姿形の
似た水鳥の
今日は新たな
お客さま
灰色がいつしか
風と共に
運ばれた雨の
乾きを招いて
照り返しは
眩しくも
暖かな色合いで
僅かな間にも
穏やかな時を作る
空の向こう
晴れ渡り
真っ直ぐ届く
目覚めの光
小鳥は歌い
木々は輝き
見上げる青さ
どこまでも
一時の暖だったのだろうか
暦は告げる
季節の移ろい
天候は未だ
寒を運び
待ちわびた風景は
囀ずりと共に何処へ
しっとりの
春の幕開け
雑談交じりの会話の中で
ふと思い出して書を開く
慌ただしさに忘れた時間
どっしり構えて読み耽る
時の流れを忘れるほどに
窓の光が移ろい過ぎても
記憶を辿る読書の姿勢が
暮らしの流れを思い出す