今更ながらふと
言葉の重みに気づく
あの時言った言葉が
今の私に響く
それはクリスマスの夜
ひっそりとしたカフェで
あの人と祝う聖なる夜
暫く会えない二人だった
あの人は外国に
転勤になる
年が明けたら
異国の地の人になる
「あんがい彼女ができたりして」
その一言は重かった
彼が信じてい...
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今更ながらふと
言葉の重みに気づく
あの時言った言葉が
今の私に響く
それはクリスマスの夜
ひっそりとしたカフェで
あの人と祝う聖なる夜
暫く会えない二人だった
あの人は外国に
転勤になる
年が明けたら
異国の地の人になる
「あんがい彼女ができたりして」
その一言は重かった
彼が信じてい...
いつだったろうか
日記をつけなくなったのは
もう随分前のことのように思えても
つい先のことに陽にも思える
楽しかったあの頃は
日記も重かった
楽しいことが一杯で
はちきれそうだった
春に出会い
夏が来て
秋が来て
冬が来て
あなたと共に四季を味わい
静かに過ごした日々も
騒ぎ通した日々も...
かわいい封筒に入った
一枚のカード
「誕生日おめでとう」
彼からのカード
なぜ?
この間 別れたばかりなのに
誕生日
いつも二人で祝っていた
時にはレストランで
時には海岸で
星を眺めながら
何時までも続く恋を
いつの間にか
シャボン玉は割れて
七色の光も消えて
滴る水となって
地面に消えて...
カフェから出ると
あの人の車があった
あの人のだとすぐわかる
ナンバーが私の誕生日だから
ナンバーも変えずに乗っている
その心がわからない
何時か新しい人ができたら
ナンバーを変えるのだろうか
帰り路を運転しながら
心を振り返ってみた
Uターンさせて
カフェに戻った
もう車はなかった
何を期待...
あなたの心は
羽がついたように
大空を駆け巡る
大きな鷹のように
目を光らせる
あなたの心は
大きな水晶玉のように
光り輝く
何物も逃すことなく
映し出してしまう
あなたの心は
のをかける野獣のように
草原を駆け巡る
鋭いきばは戦うためだけでなく
敵を威嚇するためでもある
あなたの心は
...