Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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便箋

1枚の便箋
住所が分からない
1枚の便箋
気持ちが分からない

思いのたけを
吐き出した
重い重い
便箋1枚

馳せていく気持ち
空を飛んで
あなたの元へ
便箋1枚

封筒に入れて
名前だけ書いて
ポストに入れる
1枚の便箋

きっと戻って来る
あなたからの手紙のように
それだったらいいのに
1枚の...

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勇気

昨日の歓迎会で
あなたの言ったことは
冗談だったのね
私を好きだなんて
あんなとこで言うものじゃない

お酒の勢いで
本心を言うなんて
そんなことはない
ただの冗談
それが悲しい

書類を届けに
あなたの部署に行く
課長に渡しながら
ちらりとあなたを見る
こんなチャンスがあるだけ

私の方から言うな...

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巡り会い

あなたが好き あなたが好き あなたが好き
何度唱えても
あなたには言えない
あなたには伝わらない


きみが好き きみが好き きみが好き
何度唱えても
面とみ買っては言えない
きみには伝わらない


私の胸の中の
熱い想いは
一直線に
あなたを貫く


僕の胸の想いは
暖かくふんわりと
きみを包み込...

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春の始まり

春の緑を求めて
丘の入り口まで
そこから登る坂道は
緩やかに上へとつないでいる

あなたの大きな歩幅に
ついて行くのがやっと
春を見つけた度に
輝くように見つめている

私も春の妖精になって
あなたの肩にとまりたい
気付かないあなたの歩みを
じっと感じていたい

やがて散策をやめて
車にまた戻る
愛...

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片想い

真夜中に
電話のがかかってきた
あなたのさびしい声
またいつもだ
一人がさびしいんだ


真夜中に
車を運転して
彼の部屋に向かう
二人でワインを飲みながら
彼の失恋の話を聞く


そのうち彼は寝てしまう
運転できないし
眠れるはずもない私
白々と明けていく朝が
悲しいほどに明るい


辛い度にかけ...

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