Nicotto Town



黒猫目日記91 (盆踊り大会)

中央広場は人魚姫の置き土産のリゾート然とした建物が取り払われ、日本家屋のかき氷屋が建っていた。

なんじゃこれは(゚д゚lll)
広場の真ん中に巨大な金魚鉢に入った張子の金魚がデンと据えられておる。

「こんにちは。わたしは金魚すくいの星から来た金魚娘です♪」
「故郷から金魚のやぐらを持ってきました...

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黒猫目日記90 (お宝探し完了編)

連日の海中探索、持てる限りの酸素と防御で挑んだ海の中。
ふふん、楽勝じゃ( ̄ー ̄)V
寄り来るクラゲをひらりと躱し珊瑚の壁を横目に見つつ海底目指して潜り行けば、怪しい縦穴を見つけた。
迷路のような珊瑚の奥に宝箱を発見した。
おお、宝箱じゃ!Σ(´∀`;)やはりあ...

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黒猫目日記番外 (お題 夏を感じるとき)

蝉時雨が染み入るように聞こえている。

梅雨が明けると共に待ちわびた様に一斉に鳴き出した。
それがしの里は山里故に夏場になると降るように蝉の声が聞こえて来た。
街中の虫の声は何やら悲壮感があるように思える。
限られた土の中よりいでて僅かな木々に安寧を求めてしがみつくせいであろうか。
ともあれ暑い夏の...

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黒猫目日記89 (お宝探し)

またまた、この侘び住まいに珍客が訪れた。

クリオネのコルナと云う幼女が訪ねて来て大昔に沈んでしまった伝説の沈没船を知っているかと問いかけてきた。
何でもお宝を運んでいた途中嵐に巻き込まれ沈んでしまった船らしい。
遥か南極で沈んだ船が如何なる海流に乗ってかこの街の海にまで流れ着いたとか。
「沈没船の...

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黒猫目日記88 (小さな小さな神様)

広場に住み着いていた子供はどうやら家に帰る準備が出来たらしい。

カミコと云う名の子供は嬉しそうにしかし、少し切なげに話しだした。
「キミのおかげで星の階段が出来上がったよ!・・寂しいけど天空にかえらないといけないんだ」

そうか、帰ってしまうか・・・(´・ω・`)寂しくなる...

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